7250 特別展「ひかりの底」
天王洲近くにあるTERRADA ART COMPLEXⅡ BONDED GALLERYで開催中の特別展「ひかりの底」を鑑賞。
この会場は、もともと倉庫だった場所を改装したためか、エレベータが貨物用のままだ。
会場のフロアの余裕がある。
隣の部屋の井本真紀《w.c.g.》は、触ったら簡単に崩れてしまいそうな紙に見えるが、実際はガラスでできている。
裁断した金や銀などを貼付して輪郭線や文様をあらわす装飾技法を截金(きりかね)というらしい。それを聞いてもどんなふうに作ったらこれほど繊細に仕上がるのだろう…と思ってしまう。
こちらは、実は素材は”焼き物”である陶土だそうだが、金属とか鉱物にしか見えない。
そして、こちらは金属に見えて布なのだ。
先ほどのガラス作品もそうだったが、こうしたギャップが楽しい。こういった素晴らしい作品が無料で見られて、なんだかとても得をした気分。