4489 ウルトラ植物博覧会
銀座にある「ポーラミュージアム アネックス」は、興味深い企画を無料で鑑賞できるので、都合が付くときには、よく行っている。
先月も行ってきたばかりだが、新しい展示が始まったので、さっそく行ってきた。

今回の「ウルトラ植物博覧会」という展示は、150年以上続く花と植木の卸問屋五代目が、世界中から集めた50点あまりの植物を紹介するもの。
面白いのは、これらが、何かアート的に?手を加えているわけではなく、あくまで、そのままの状態の植物を展示、紹介しているということだ。

人為的に手を加えなくても、じゅうぶんアートを感じさせるものばかりだった。
どこかで見たことあるような植物から、これはいったい何だ?という植物までさまざま。
植物の育つ環境によって、必然的な姿なのかもしれないけど、背景を知らないと、「?」ってことになるが、今回の展示では写真付きの解説があるので、それを参考にすればいい。
木の幹から直接葉がくっついていたり(太二つ葉金棒)

27万種類ある植物のなかでどこにも属すことのない植物(奇想天外)

ライオンを殺した挙げ句死肉を肥料として育つ植物…その名も”ライオン殺し”

世界一大きい食虫植物は野ねずみも食べてしまうという”ウツボカズラ”

世界一卑猥な種子…(フタゴヤシ)

植物を紹介するということであれば、展示はもうちょっと明るくてもいいかなぁ…という気もしたが、初めて見たり知ったりした植物も多く、楽しく鑑賞することができた。