7064 富山ガラス美術館と”世界一”のスタバ
今日は、少し足を伸ばして、富山へ向かった。北陸新幹線と富山地方鉄道の路面電車を乗り継ぎ、富山市ガラス美術館へ。
特徴的な外観は、隈研吾によるものらしい。彼の作品は、ほんとあちこちで見かける気がする。
まずは常設展「グラス・アート・ガーデン」を鑑賞。
こちらは、現代ガラス作家の巨匠デイル・チフーリ(Dale Chihuly)氏によるインスタレーション。まるで風船とか、柔らかいプラスチックにも見えて、とても、これらがすべてガラスで作られているとは信じられなかった。
触れないのがもどかしい。
続いて鑑賞したのは「オノマトペで見つける、ガラスの不思議」で、こちらは、ガラス美術館が収蔵作品のなかから、「トゲトゲ、チクッ」「ふわふわ、ぷくぷく」「とろり、どろり」「キラキラ、ピカー!」に分類して、それにあった作品が紹介されている。
こちらもガラスの可能性を感じさせる作品ばかりだ。
特に「ふわふわ」とか「とろり」なんて、ガラスともっとも縁遠いような表現であっても、“ぴったり”と思わせる作品もあっておもしろかった。
最後に、企画展「アナザーワールド:不思議でリアルな世界」を鑑賞。
常設展「グラス・アート・ガーデン」はSNSなどの発表不可、コレクション展「オノマトペで見つける、ガラスの不思議」は、SNSも含めて写真撮影不可だったが、こちらはSNSの発表も写真そのものも撮影可能だった。
前者2つはどちらも美術館の収蔵品なのに、なぜか写真撮影はSNSでの発表に制限があるが、企画展だけが制限なしというのもちょっと不思議。
こちらも、ガラスの可能性を感じさせる作品ばかり。
作品だからダメなのはわかるけど、ちょっと触れてみたいと思った。
まだ時間があったので、少し足を延ばして、「世界一美しい」と呼ばれたことのある、スターバックス富山環水公園店に行ってみた。
少し待てば店内でも座れたが、平日でも混雑していた。
着いた時、カウンター席なら空いてるじゃない!と思ったら、店員用となっていた。
調べてみるとバックヤードが密にならないための施策らしいが、店員もこんなところで休んでも休んだ気がしなさそうだ。
展望台があったので上がってみると、たしか公園に溶け込んでいて美しい。公園内に作られたスターバックスとしては世界初なのだそうだ。
永井一正がデザインした「ミルゾー」に見送られつつ、富山をあとにした。