7065 富山駅を発着する路面電車
久しぶりに北陸新幹線に乗って、富山に向かう。
5月1日は平日ではあるものの、やはり大型連休のあいだということもあってか、お客さんは多めだった。
金沢行きの「はくたか」だったが、途中の長野でかなりの乗客が下りて行った。
長野以北は各駅に止まるタイプの列車だけど、大宮から2時間ちょっとで富山に着くって本当に速いと思う。
富山駅の改札を出ると、その真正面が、富山地方鉄道の路面電車の乗り場になっている。
なにやらイベントの仕込み?をやっていたが、少なくとも階段の上がり下がりがまったくない状態で移動できるのは素晴らしい。
富山ガラス美術館に向かうには、路面電車で2つのルートがあるようだが、やってきたのは環状線のほうだったので、こちらの乗車。
路面電車に乗って、初めて富山駅の外観を見たわけで、いかに簡単に路面電車に乗り換えできたかがわかる。
富山ガラス美術館をあとにして、ふたたび富山駅に戻る。
従来の車両もたくさん走っている。
こちらは、”昔ながら”の電車で、鉄道ファンからすると楽しいが、かなりの段差があったり、車内に案内表示などもないので、バリアフリー化が進んだ細心の車両と比べると、どうしてもギャップは大きい。
富山駅に戻ってきた。
北口から路面電車化したかつてのJR富山港線が走っていくところだった。
公共交通を主体としたまちづくりで先進的な取り組みをしていると評されている富山だけあるなと思った。
宇奈月温泉や立山に向かう、富山地方鉄道の鉄道線のほうは、少し離れたところから出発しているが、乗り換えは便利だ。
以前、富山駅を利用したときは、まだ北陸新幹線開通前だったし、その時は乗り換えだけだったので、今回は初めて駅やその周辺の様子を見ることができた。
また機会があれば、もう少し、あちこちを見てみたいと思うし、今回はまったく乗れなかった、富山地方鉄道の本線も見てみたい。