4949 奇跡の星の植物館
出掛ける先として関西は珍しく、特に神戸はなにかのついでに寄った以外では、神戸ポートアイランド博覧会(ポートピア'81)以来、35年ぶりになる。
降り立ったのは、JR神戸線(山陽本線)舞子駅。
ここから、高速バスに乗って淡路島へ渡る。ちなみにここは1度だけ利用したことがあるが、もう夜だったので周囲の状況はわからず、今回が初めての感覚。
舞子駅構内にバス乗車券の券売機がつい最近設置されたらしく、目的地までの乗車券(4枚回数券)を買って、乗り場へ向かう。
舞子駅の真上に高速舞子バス停があるのだが、その位置はかなり高い。

高速道路上から高速バスに乗るということ自体、あまりないのだけど、高速道路上にあるバス停が始発の高速バスって、どういうことなのだろう?と気になっていた。
発車時間のちょっと前に停留所のちょっと手前あたりに、バスが待機しているのが確認できた。
まぁ当たり前といえば当たり前か。

高速舞子バス停を出発すると、すぐに明石海峡大橋を渡る。世界最長のつり橋も高速道路だとあっという間に通り過ぎてしまう。

橋を渡りきるとすぐに一般道に下りて、いくつかの停留所に止まり、目的地の、「淡路夢舞台」で下車。

翌日から企画展が始まるらしいことがわかって、残念に思ってたら、明日の開始を前に展示の準備が進められているところを、普通に見学できたので、何ら問題はなかった。

平日ということもあってか、来場者もかなり少なく、ゆっくり鑑賞することができる。
植物はちっとも詳しくないが、こうしてゆっくりと植物を見ていると、ふだんのいろいろな悩みごとをふと忘れられる気がする。


ざっと歩いてみて、学習型の植物園というよりも、植物のテーマパークに近い雰囲気で、のんびり過ごすには、最適な感じだった。
この植物館が、複合文化リゾート施設の一部となっていることによるのだろう。


植物館を出ると、やたらとコンクリート打ちっ放しの建物が目立った。
おじゃこが、「安藤忠雄の作品じゃないか…」と言ったら本当にそうだった。


少し高台に上がって、植物館の建物を見てみる。その背後には、神戸の町並みがうっすらと見えた。

百段苑という花壇を見に行く。やたら高い位置にあって上がるのが大変だと思ったら、エレベータが用意されていた。

ちょっと歩くだけで、 デザインの一部なのだろうけど、 いろいろと不思議な構造物が多く見掛ける。
また機会があれば来てみたい。

ふたたび、高速バスに乗って、本州へ戻る。通常は三ノ宮や新神戸行きのバスが多いが、今回も、たまたま高速舞子が終点のバスだった。

あっという間に橋を渡り終え、先ほど淡路島へ渡ったバス停の反対側のバス停に到着。
