2120 東京証券取引所

旅行・見学・イベント

日本経済の中心とも言える東京証券取引所(東証)。あのお馴染みの光景を一目見てみたい…なんて思っていても、やはり平日しか見学ができない。事前の予約もいらないので気軽に見学できるらしいということで行ってきた。

金属探知器のゲートをくぐり、申込書に自分の名前を書き込み、VISITOR というバッチをもらって、ようやく入館。なんだかちょっと物々しい。史料室とマーケットセンターに分かれているので、まずはマーケットセンターに行く。テレビでよく見る光景に、ちょっと嬉しくなる。

ただ、入ってすぐに思ったのが、あまりに人がいないということだった。もしかして取引時間外?なんてことも頭をかすめたのだが、直径17メートルあるという巨大な“ガラスシリンダー”がぐるぐる回っているということは、いままさに取引されているわけで、なんだか不思議な感じがした。

かつて株式市場といえば、魚市場のような「立会場」で売買されていたものだが、数年前に廃止され、取引すべてが電子化されてしまっているから、この光景は当然といえば当然。さらにもうすぐ株券自体が姿を消してしまうことになっている。

でも、こんなにも静まりかえったここが日本経済の中心であるということに、なぜか言いようのない違和感を持ってしまった。けれど、ここが“中心”であることは間違いないらしい。

あれ“中心”ってなんだろう? 

Posted by ろん