7402 2度目の入院(1日目)

前回同様、1日目はそれほどやることもない。自分よりもかなり年齢層は高めだ。
耳が遠い人が多く、どうしても会話の音量が大きくなってしまう。
眼科の病棟ということで、右目なのか左目なのか、はたまた両目なのかの確認が必要になる。
間違えないようにするために、より会話を慎重にしないといけないこともあって、途中で混乱してしまうと、もう一度会話をやり直しするから、なかなか話が進まないのだ。
看護師さんとの会話が否応なしに聞こえてくる。
看護師「テンガンヒョーはありますか?」
患者「は?」
看護師「テンガンヒョーです!」
患者「え?」
最後はようやく「点眼表」という目薬をさす時間を記した紙のことだと理解してもらえたが、患者のおじいさんは、たしかに耳が遠いのだけど、今回の場合「点眼表」という単語の意味が分からなかっただけなのだ。
でも看護師は耳が遠くて聞こえてないと思って、何度も聞くということを繰り返した。
このあたりはもう少し看護師側の質問の仕方を工夫したほうがいいだろうなぁ…と思う。
特にやることもないが、ときどき仕事のメールやら電話が入ってくるので、少し仕事をして過ごした。