7173 企画展「さかざきちはる ペンギン街に出る」
武蔵野市立吉祥寺美術館で開催中の企画展「さかざきちはる ペンギン街に出る」を鑑賞。
あまりのインパ クトに一度見たら忘れられない千葉県の形そのまんまの「チーバくん」や、ヤマト運輸(ヤマトグループ)の「クロネコ・シロネコ」など、数多くのキャラクターを手掛ける坂崎千春をもっともよく知らせめたのは、やはりSuicaのペンギンだろう。
おそらく東京を中心に東日本でもっとも有名なペンギンだと思う。
あとで調べて知ったのだけど、このペンギンは、Suicaで採用される前から絵本などに登場しているもので、Suica向けというわけではなかったようだ。
でも、今回のような企画展でペンギンを見ると、Suicaとはまったく関係ないはずなのに、なんとなくSuicaを思い出してしまう。
企画展は「ペンギンと鳥」「ペンギンと色」の2つのテーマで構成されていて、わずか十数センチ四方の原画が400点展示されている。
残念ながら、展示室内は一切の写真撮影が不可だった。
かなり厳しい。
ペンギンとさまざまな鳥やキャラクターなどと一緒にいるさまは、とても愛らしく微笑ましい。
ただ、どうしても気になってしまう作品があった。
「ペンギンと鼠色」で描かれているのは、ペンギンとネコ。
そして彼らが手にしているのは…なんと魚とネズミ!
これは言うまでもなく、お土産として差し出しているわけで…ネズミ!逃げて!