7163 深川東京モダン館
午前中は人間ドックで、午後所用のために門前仲町へ行くことになっていた。
人間ドックは、けっこう早めに終わったので、どこかに寄って行こういろいろ調べて見つけたのが「深川東京モダン館」だった。
ここは、かつて「東京市深川食堂」として建設されたもので、1932年(昭和7年)に竣工している。
このあたりの時代に建てられて現在まで残っている建物には、震災復興の近代建造物が多いが、これもそのひとつ。
2008年(平成20年)には、その稀少性が認められ国の登録文化財となっている。
現在は「深川東京モダン館」として、この地域の観光案内所と集会所(イベントスペース)として使われている。
外観は当時のままだが、内部は戦争の影響もあり改装されて、竣工当時の様子を残しているのは、床のタイルだけだそうだ。
特徴的な外観とともにタイルからも、”モダン”な雰囲気が伝わってくる。
常駐しているボランティアガイドの方といろいろと、江東区についていろいろな話を聞く。
話のなかで、あらためて意識したのは、江東区は、ここ深川と亀戸そして豊洲に代表される臨海部と3つで構成されているということだった。
もちろん、それぞれの地域のことは知ってても、あまり”江東区”といったまとまりで考えなかったから、ちょっと新鮮な感じがした。