6970 東急百貨店本店閉店

街歩き

道玄坂下交差点からの風景
道玄坂下交差点からの風景

東急百貨店本店が2023年1月31日をもって閉店するという。

自分は、Bunkamuraザミュージアムに行くときくらいで、それほど利用することはなかったが、それでもときどき目にしていた場所だから、なくなってしまうとなるとちょっと気になる。

Bunkamuraのほうも、追って一時休館となってしまうようだ。

今日は、たまたま近くを通る用事があったので、渋谷駅で下車して、様子を見てみることにした。

今日で閉店する東急百貨店本店
今日で閉店する東急百貨店本店
撮影する人も多い
撮影する人も多い
お客さんも多い
お客さんも多い
けっこうニュースでも取り上げられていたせいか、自分と同じように建物の写真を撮る人たちの姿を多く見かけた。

若い人たちから、酸素ボンベ入れたキャリーケースを携えたお年寄りまで、年齢層はかない幅広い。

これまでのあゆみ
これまでのあゆみ
閉店に合わせた装飾があちこちに
閉店に合わせた装飾があちこちに
テレビの撮影も多いようだ
テレビの撮影も多いようだ

付近はちょっとしたお祭りのような盛り上がりで、店内でもあちこちで写真を撮っている人が多かった。

もちろん、ニュースなどでも取り上げられる話題ということで、取材が入ってることを知らせる貼り紙もあった。

エスカレーターでそれぞれのフロアを見ながら上がっていく。

どのフロアも、たくさんの人たちで賑わっている。

とても平日の昼間とは思えない。そのせいか、賑わっていればいるほど、逆に寂しさみたいなものを感じてしまう。

どのフロアも賑わっている
どのフロアも賑わっている
賑わいすぎてる感じが…
賑わいすぎてる感じが…
レポート中
レポート中

7階のMARUSEN&ジュンク堂書店では、ニュース用のレポートのリハーサルが行われていた。

ここまで来たのは初めてだったが、渋谷でもっとも規模の大きな書店だったようだから、ここに通っていたお客さんにとっては、やはり残念だろう。

”お別れ”のメッセージが多数寄せられていた。

お別れのメッセージ
お別れのメッセージ
図書館みたいな書棚
図書館みたいな書棚
こうした大きな階段は、”百貨店”らしさを感じる。

8階に上がるとレストランフロアで、こちらも大賑わい。どの店も長い行列ができていた。

百貨店らしい階段
百貨店らしい階段
レストランフロアの大賑わい
レストランフロアの大賑わい
1階ではミニイベント
1階ではミニイベント

ふたたび1階に降りると、ピアノとバイオリンのミニ演奏会が開かれていた。

館内に流れるメロディや華やかな飾りつけは、寂しさを感じさせられてしまう。

次々と百貨店というものが姿を消していく、変化の真っただ中にいることを実感する。

 

賑やかだけれど…
賑やかだけれど…
やっぱり寂しい感じがする
やっぱり寂しい感じがする

Posted by ろん