7036 明治神宮外苑を歩く
久しぶりに神宮外苑に向かった。
これまで、東京オリンピックの前後の様子を見るためにときどき訪れていたが、今日来たのは、違う理由だ。
最近、この付近一帯の再開発について、メディアで取り上げられる機会が急に増えた。
あらためて、このあたりの様子がどうなっているのだろうと思ったからだ。
東京体育館、国立競技場をかすめて、神宮外苑へ。
神宮第二球場の取り壊しが始まっている。
取り壊しが、隣の神宮球場、そしてその奥の秩父宮ラグビー場と、次々と取り壊されるのかと思ったら、そうではないみたい。
まず、第二球場が取り壊されたところに、秩父宮ラグビー場が建設されるそうだ。
現在の秩父宮ラグビー場がある場所に新しい神宮球場が建設され、その後現在の神宮球場が取り壊されることになる。
神宮球場に沿って歩く。
朝の静かな球場を歩くというのは、なんだかちょっと新鮮。
朝日に照らされた連続するアーチが美しい。
神宮球場から。軟式野球場のあるほうへ出てきた。
あらためて考えると、神宮外苑って野球場だらけだが、再開発後は、神宮球場だけになる。
野球場が数面できるくらいだから、とにかく広い。
立場によっては、この広さを生かして開発したいと思うのもわかる気がした。ただ広いだけではお金を生み出すこともない…なんて考えてるのかも。
部外者からしたら、この何もないところがいいのに…と思ってしまうけど。
工事関係者らしき人たちが打ち合わせをしていた。ここに工事用車両を乗り付けるための準備のようだ。

イチョウの葉が落ちているせいか、遠くまで見渡せる。計画によれば、イチョウ並木はそのまま残るそうだが、青山通りに近いところには超高層ビルが建つようだし、移転してくる神宮球場はイチョウ並木のすぐ隣まで迫ってくるようだ。
いいかどうかは別としても、この、なんてことない風景も大きく変わってしまいそうだ。
実は…








