6568 雲仙普賢岳災害と島原鉄道をめぐる
5年に1回は、リフレッシュ休暇として、連続5日間(営業日)休まないといけないという、勤務先のルールがある。
コロナ禍で、ずっと休暇を取るタイミングを逸していたが、たまたま長崎で法事があるタイミングに合わせて、旅行してみることにした。
急だったこともあり、おじゃこはお留守番だ。
久しぶりの羽田空港へ。
長崎行きの飛行機へは搭乗橋を使わず、バスで移動。
バスからの景色は見慣れないから新鮮だ。
実際に、乗客が相当少なかった。
本当は鉄道で向かいたいところだったが、行程を考えると時間の余裕がなくレンタカーで島原に向かことにした。
目的地は、雲仙岳災害記念館(がまだすドーム)。
実際にどのような状況だったのかを疑似体験できるようになっている。
時間がないので、さっと軽く食べられるものを…と思って、見つけたのが、島原うどん。
コシのある麺に、たっぷりわかめ。それに生姜がポイント?
ここは、道の駅「みずなし本陣」に隣接している。
当時の写真と現在の建物を見比べると、その規模の大きさに圧倒される。
やむを得ずレンタカーでの移動になってしまったが、せっかくなら島原鉄道に乗りたいと思い、一部区間だけ往復することにしたのだ。
乗車したのは、現在の島原鉄道の終点島原港駅。
車窓からの風景は、まるで鉄道模型のような感じで、興味深いものがあちこちにあって落ち着かない。
ここは、日本で最も海に近い駅ともいわれているらしい。
もちろん無人駅。自動販売機だけがやたらときれいなのは、この駅が、キリンレモンのCMで使われたからのようだ。
時間があるようで、意外とない。
せっかくなので、あちこち様子を見ていると、背後に虹が出てきているではないか!
これは珍しい。
ちょうどこのタイミングで列車が来ないだろうか・・・
ちょっとした奇跡のように感じた。線路周辺で草むしりしていた島原鉄道の関係者も写真を撮っていた。
島原港駅に戻って、レンタカーに乗って移動。
車から駅舎が見えたので、ちょっと寄ってみる。
島原駅だ。
さっき往復したときに停車しているが、駅舎はこんな感じだったのだ。
島原城をイメージしているのだろうけど、かなり立派だ。
長崎行きの特急を待つ間にやってきた普通列車。
YC1系ハイブリッド気動車だが、このYCの由来をここで初めて知った。