［社会の窓］奇跡の出会い
先日、東京駅で見つかったという化石を見に行ってきたが、よくこんなところで見つけられる人がいるもんだな…とあらためて驚いた。
以前から、日本橋三越の壁などにある化石には興味があって見に行ったこともある。
アンモナイトのような、あれくらいわかりやすい化石ならともかく、見ようと思えば見えるような、カニの化石は、意識していてもかなり難しい。
ときどき、もしかすると化石があるかもしれない…と思って、石造りの柱や壁などを探してみるが、まったく見つからない。
まぁ、そう簡単に見つかるわけもないのは当然といえば当然だ。
そもそも化石ができること自体奇跡だし、その化石が石の表面に現れることがなければ、見つけられないわけだから、極めてハードルが高いことがわかる。
自分で見つけることができなくても、教えてもらって、こんな感じで見られるのだから、ありがたく奇跡の出会いができたことに感謝したい。
何千万年を経て、こうして出会ったことの奇跡を思うと、なんだか妙に感動してしまう。