6567 「キューガーデン 英国王室が愛した花々」展
東京都庭園美術館で開催中の企画展「キューガーデン 英国王室が愛した花々 シャーロット王妃とボタニカルアートキューガーデン 英国王室が愛した花々 シャーロット王妃とボタニカルアート」を鑑賞。
アール・デコ建築で知られる旧朝香宮邸の建物を生かした美術館だから、展示される雰囲気と一緒に作品を堪能することができる。
作品が部屋の装飾品のような感じにも思えてくる。
残念ながら、今回はすべての作品の撮影はできず、ごく一部のタペストリーのみ撮影が許された。
あらためてよくよく観ていると、植物ってとんでもなく複雑な形をしていることがわかる。
写真だと、花としてのまるっと認識してしまうが、こうしたボタニカルアートになると、細部のひとつひとつを意識できるから不思議だ。
この時代、科学的な視点が重視されるようになり、こうした花や茎、根まで精密に描かれるようになったわけだが、当時の人たちもきっと同じような気持ちで見ていたのかもしれない。
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