4171 ヘルシンキ・買い物巡り(北欧2014・2日目)
4年ぶりのヘルシンキの朝。
ホテルを出る前に外の様子を見に行った。気温20度。風があってちょっとひんやりする感じ。
そしてすぐ気になったのは、ホテルの目の前が、信号のない交差点、ラウンドアバウトだったということだ。
日本ではほとんど例のない交差点が、こちらではあちこちに…。やたらと長い路線バスが通り過ぎる。
定番のムーミンショップへ寄ってみる。
日本でもおなじみの商品は多いものの、ニョロニョロの目がLEDで光るといった独特なディスプレイは、地元ならでは?
ただ歩いてるだけで、いろいろと写真を撮りたくなってしまうのは、今回も同じ。独特のディスプレイ…と言えば、フィンランドのブランド、マリメッコも、なかなかすごかった。
さまざまな国の言葉で書かれた「SALE」の文字がデザインされた生地で服を作ってしまっている。
日本語の「セール」の文字もあった。
何もこの生地で服にしなくても…とは思ったが、さすがはテキスタイルメーカーだけのことはある?
エスプラナーディ通りへ。
ヘルシンキをを代表するショッピングストリートで、、フィンランドを代表するお店が建ち並び、その先にマーケット広場が続く.。
マーケット広場には、野菜、果物、花、土産物、軽食を提供する店など、さまざまな露店が並ぶ。ヘルシンキで最も活気のある場所かもしれない。
活気があると、そのおこぼれに預かる鳥たち…主にカモメが集まってくる。ここでは日本におけるハトの役割をカモメが担う。
地下鉄に乗り、マリメッコのファクトリーショップへ行ってみることに。
駅で、乗車する方向に、一瞬戸惑っていると、全身マリメッコで決めた中年女性が、自分も行くから着いてこいという。
彼女は犬を連れていた。もちろん地下鉄の中も一緒だった。
やたらと元気な犬で、ところ構わず、マーキングしようとする。
犬に引っ張られるようにして、マリメッコのファクトリーショップに到着。
迷ったのは乗る列車の方向だけで、あとの行き方は覚えていた。
でも本当にフィンランドの人は親切な人が多い。
ひととおり、商品を見たあとは、ランチへ。
マリメッコの社員食堂で。
カフェテリア形式で、1人10ユーロ。
ひととおりよそって会計後、パンとコーヒーを取って、マリメッコデザインの席へ。
それほどメニューは豊富ではないけど、バランスが取れていて美味しかった。
すぐ脇にあったトイレは、複数ある女子と比べると男子は、たった1人分の個室だけ。
たしか女性社員の割合が高いらしいので、こういうことになるのかも。
時間があったので、以前何かで見つけた、木製アクセサリーや雑貨を製造販売するaarikka(アーリッカ)のファクトリーショップにも行ってみた。
あるべきところに看板はないし、人通りがほとんどない。
間違えたか?と思ったら、また地元の人が声を掛けてくれた。地図を見せると、こっちじゃない?と一緒に歩き始めた。
腕にはすごい彫り物が…見た感じはちょっと怖そうだったので、警戒してしまったけど、とても優しかった。
で、着いたら…工事中で閉まってた…工事で移転している感じ。あぁ…
もう、今日は疲れ切っていたことや、それほどお腹も空いていなかったので、いわゆる“デパ地下”で、お総菜を買ってみることにした。
向かった先は、おそらくフィンランドでの老舗中の老舗である、ストックマン。
地下に食料品売り場や総菜コーナーがある。
ショーケースの中にある総菜を指定して、店員によそってもらうのは日本と同じ。
ただ、日本と大きく違うのは、この依頼をするためには、番号札を取らなければならないということだった。
なんとか無事に買えて、宿泊先でいただく。
物価の高い北欧だから、たまにはこういうも悪くないと思った。