4170 東京からヘルシンキへ(北欧2014・1日目)
勤務先の周囲では、まだ誰も夏休みを取っている人はいなかったが、今年は早めに取得することにした。
向かう先は、またまた北欧。
ヘルシンキ(フィンランド)、タリン(エストニア)、コペンハーゲン(デンマーク)の3カ所の周遊を計画。
出発直前、さぁ自宅を出よう…としたその瞬間に、トラブル発生!
レンタルスーツケースのハンドル部分に大きな亀裂が走っていたことに気付いたのだ。
ハンドルを持つと亀裂が広がるという状況…。手元に届いたときに、確認しそびれた方も悪い。
とりあえず、ガムテープで補強して、大急ぎ出発。
まずは、成田空港へ。
北欧への旅は、4年ぶりとなるが、前回は成田スカイアクセス線が開業して、新型スカイライナーが、走り始めたばかりのときだった。
列車は思ったより混雑していた。
成田空港も、けっこう混雑していたような気がする。
もしかして自分のように、夏休みをずらして取得している人がいるのかもしれない。

今回は、北欧3回目にして初めて、航空券の手配やホテルの予約など、すべてオンラインで手続きを済ませた。
戸惑うこともあったが、やってみれば意外と簡単だ。
スカンジナビア航空(SAS)のチェックインカウンターで手続きを済ませる。
前回同様、プレミアムエコノミークラス(SAS Plus)を利用する。
SAS Plus利用者は、空港ラウンジが使用できるということだったので、ちょっと楽しみしていたが、案内されたのは、大韓航空(KAL)のラウンジだった。
同じスターアライアンスの全日空(ANA)のラウンジじゃないんだ…
KALは、スカイチームに所属していることから、他のスカイチーム所属の航空会社でも使用している。
違和感を覚えながら、KALのラウンジへ。 行ってみるとたしかにSASと書かれている。

綺麗で、ゆったりしているけど、事前に知っていたANAのラウンジと比べると、はるかに簡素なのは、ちょっと残念。
なんだかんだであっという間に出発。ほぼ定刻通り。

使用されている機材(A340-300)も機内は4年前と変わらず。
さすがに陳腐化は否めないなと思っていたら、来年から着内が大幅にリニューアルされるらしい。
別に関係ないのに、なんだか悔しい。
以前は、離着陸における電子機器類は、たとえ電波を発しなくても使用不可だったが、機内モードにさえしておけば、よいということで、離陸前の様子を写真に収めることができるようになった。
なのに、自分の横の窓だけが拭けない反対側が曇っている。

お酒は飲まないけど、おつまみみたいなのが出てきたあと、食事。
チキンもしくは魚を選べるが、チキンを選択。
うーん、可もなく不可もなし…といったところかな。

さすがに3回目となると、多少の余裕が出てくるせいか、退屈感はない。
ただ、前述の通り、機内サービスはあまりよくない。数独がsudokoになったままの誤字は4年前と同じだ。

さらに軽食が出てきた。以前は、トナカイ肉を使ったサンドイッチだったが、今回はチーズのサンドイッチか、おにぎりという選択肢だったので、おにぎりにするしかなかった。
夕食は、到着の2時間弱くらいの前に出てきた。もうけっこうお腹いっぱい。


所定より15分ほど早い、現地時間15時50分、無事、コペンハーゲン空港に到着。
乗り入れてくる国の言語に会わせた案内がなされている。もちろん日本語も。
そして、怪しい手書き風の中国語も健在。

北欧一の国際空港というだけあって、かなり広く、店舗も多い。FreeWiFiの利用もできるようだったが、手続きしている間に、出発時刻が来てしまった。

これから乗る機材は、ボーイング717。日本では就航していないから、貴重な搭乗機会となる。

リアエンジン(機体の後方にエンジン搭載)だから、静かになるかなと思ったら、特段、静かな感じはしなかった。
以前は、軽食が出ていたはずだが、今回は、飲み物だけ…まぁお腹いっぱいだし、正直、そんなにいらないのだけど、“しょぼく”なって来てるなぁ…とは思ってしまう。

ヘルシンキ・ ヴァンター空港に到着。現地時間19時50分。
気温は25度。半袖シャツでちょうどいい感じ。

以前は、たしか20分おきだった、ヘルシンキ中央駅行きのバスが 、30分おきに変更されていた。
4年前とは違いはありそうだと思うが、つい最近調べているのに、違ってたのは、ちょっと不覚だった。

現地時間で20時ごろ。成田を出発して、約15時間弱で、無事にヘルシンキ中央駅前に到着。宿泊先のホテルまではあとちょっと。

本格的な活動は、明日から!