3994 無意識の恐怖

全日空機が、約2000メートル近く急降下し、客室乗務員が軽傷を負ったというニュースの続報。 その急降下の際、一時、上下逆さまになってしまったという。

国交省運輸安全委員会から、そのときの状況をCGで説明があったそうで、それを見ると点

一瞬、これは怖い!と思ったが、急降下中の機内では重力が掛かって、上から(実際は下から)押さえつけられた状態だったはずなので、大きな被害は出なかった。

あと、乗客からの指摘ではなく、いまさらこういうことが伝わってきたのは、飛行時間が夜で、窓から周囲の状況が見えず、乗客が気づいていなかったからなのかもしれない。

それにしても…と思う。

そもそものきっかけが、機長がトイレに行ったということだった。副機長が、機長を操縦室に入れる解錠のスイッチを誤って、別のスイッチ(方向舵調整スイッチ)を操作してしまったという、なんともひどい話。

操縦室の解錠スイッチ(ドアスイッチ)と、方向舵調整スイッチ(ラダートリムコントロールスイッチ)を間違えるなんて。

そんなに間違えやすい場所に、それぞれのスイッチがあるのか?と思ったら…

普通なら、間違えるってことは無いだろう。

きっと無意識だったのではないだろか?…でなければ、困る。無意識でも困るけど。

意識しない動作だったら、どんなことでも起きうる…ってことがよく分かる。

…っていうか、2時間くらいの飛行時間なんだから、トイレになんか行くなよ…という意見には同意。

3940 ボーイング747-400D、2階席初搭乗

夏休みで北海道に出掛けることになり、たまたま、今まで乗ったことのない、ジャンボ機(ボーイング747-400D)の2階席に乗ることができた。

以前は、ボーイング747ばかり乗っていて、別の飛行機に乗りたいな…とすら思っていたのに、いまでは逆に、ほとんど乗る機会がなくなってしまっていた。

日本航空からはすでにボーイング747はすべて退役してしまい、全日空も、そう遠くない時期に退役されられることが決まっているので、あまり飛行機に乗る機会のない僕にとっては、今回のようなチャンスを逃すわけにはいかないのだ。

乗り込んですぐに感じたのは、広いけど狭いということだった。

シート配列が、3+3で、ちょっとした中型ジェット機並みの大きさがあるのに、自分が座った後方の座席の頭上には、荷物を収納するスペースがないのだ。

2階という飛行機のすぼまっている部分に無理矢理?座席を配置しているせいか、窓が斜めになってしまっている。窓の大きさは1階席と変わらないが、実質視野が狭いのだ。

そして、その斜めとなった窓と座席の間に、変なスペースができていて、小さなものを収納できるようになっていたが、ここにはあまり大きなものは入らない。

そんな狭いところで、機内持ち込みをしたスーツケースを、なんとか足下に置こうと四苦八苦していたら、スーツケースのハンドルが取れてしまった!

CAさんにガムテープがあるか尋ねたところ、1階にあるらしいということでお願いする。しかし、出発時間が迫り、CAさんにガムテープで応急措置をしてもらうところまでお願いしてしまった。

新千歳空港に到着後、荷物室を見てみると、僕のスーツケースは、ハンドルがきれいにガムテープでぐるぐる巻きにされていて、ちょっと個性的な姿になっていた。

行きに撮れなかった1階から上がる階段の写真を記念に撮ってから外に出た。

乗ってみてわかったのは、狭い階段を上り下りするのは、機内持ち込みの荷物がある場合は、ちょっと大変だということだった。お年寄りも同じだろう。

それに前述のように荷物を置く場所が席によってはなかったり、湾曲してるせいで窓も斜めになって、外もよく見えない。

2階席唯一とも言えるメリットは、エンジンから離れているせいか、客室内がとても静かだったということだった。

一般の人にはわざわざ勧めることはないけど、経験としては楽しかった。

旅は、始まったばかり。

3727 羽田空港新国際線ターミナルビル

今日、羽田空港の新しい国際線ビルがオープンした。せっかくなので?、行ってみることにした。

先日、空の日フェスティバルで訪れた以来

あのときは、駐機場にいて建物には入れなかったが、今日からは逆だ。

東京モノレール羽田線は、国際線ターミナルに直結するように線路が付け替えられ、駅からそのまま出発ロビーへとつながっている。階段を上り下りせずにそのまま…というのは、ちょっと不思議な感じ。

出発ロビーに着いてみると、予想通り?実際に日本から出発しよう人は、それほど多くなく、僕のような“空港見学者”であふれかえっていた。

いかにも…といった“マニアな人たち”もたくさんいたが、意外だったのは、若い女性の2人連れが多かったことだ。

いまのところ、出発ロビーにはあまり用事がない?ので、4階の「江戸小路」というショッピングフロアに行ってみる。

江戸のテーマパークといった感じ。照明に提灯を併用したり、休憩処も茶屋の雰囲気を出していたりと、なかなか手が込んでいる。写真だけ見たら、空港のターミナルビルという感じがしない。


それだけに写真を撮る人だらけ。まぁ僕もそのうちの一人なんだけど。

5階に上がると、広間のような場所に出る。ゆったりとベンチがあってゆとりがある。ここから展望デッキに出られるようになっている。

あまり飛行機の数は多くないせいか、残念ながら、見応えはあまりない感じ。

めざましテレビの取材班が展望デッキを歩き回っていた。

5階はTOKYO POP TOWNと呼ばれるゾーンで、プラネタリウムなんかもあるらしいが、人だらけでよくわからなかった。行き交う人の会話から、どこもレストランは1時間待ち程度になっているとのこと。

一方、実際の空港としての機能である、出発ロビーは閑散としている。

ビルの端の方で、煌々と明るい照明が使われているところがあったので、なんだろう?思っていってみると、NHKの取材班が中継の準備をしているところだった。

19時半を過ぎたところで、今日の出発便は残り1便。これからどんどん増えるはずだが、オープン初日に限っては、旅行に無関係な人たちと、テレビの取材班ばかりの目立つ、国際線ビルだった。

僕が海外旅行で、ここにやってくる日が来るのだろうか?

3698 空の日フェスティバル2010

「空の日フェスティバル2010」というイベントを見るため、羽田空港に行ってきた。

いままでも、このイベントは知っていた。。しかし、タイミングが合わなくて行くことができなかったが、今年は初めて行くことができたのだ。

さっそく向かったのが「航空機及び空港車両展示会」。

場所は、「新国際線会場」と呼ばれるところで、ここは今年10月にオープンする国際線ターミナル前のエプロン(駐機場)だ。オープンしたら当然ながら、入ることができない場所になるから、とても貴重。

羽田空港第2ターミナルから、無料送迎バスに乗る。まだ開場時刻の10時前にもかかわらず、バスは満員だった。

新国際線会場に着くと、すでに長い行列ができてた。最後尾に並ぶ。行列は少しずつ前に進んでいったので、あまり待たされた感じはしなかった。

だいたい10分ほどで入口に到着。受付のテントで、首から提げるストラップを渡される。さすが、空港だけあってとにかく広い。

お目当ての飛行機は、ずっと奥の方に見えた。

その手前には、空港に常備され、火災の際に出動する消防車が展示されていた。

飛行機火災に対応するという特殊任務に就くためか、車体は一般的の消防車に比べてかなり大きい。普通のナンバープレートも付いてるから、一般の道路も走れるみたい。

機体に「FLIGHT INSPECTION」と書かれている、国土交通省航空局のさまざまな飛行機が展示されていた。これらは、滑走路の安全確認をするための飛行機かな? 他にも読売新聞の取材用飛行機なども展示されていた。

展示されていた飛行機の一番奥に置かれていたのが、あのYS-11だ。

“あの”というのは、かつて、自分の中で、YS-11がブームになっていたことがあって、わざわざYS-11に乗るために九州まで出掛けたことがあったからだ。かなり、思い入れは強い。

今回もしYS-11が展示されていなければ、来ようという気は起きなかったかもしれない。

ただ…

人だかりができてしまって、じっくりと見ることができなかったせいか、それなりに感慨深かったものの、一時のワクワク感が無くなってしまっていたことに、自分自身、軽いショックを受けた。

これと同型の飛行機に乗ったのは、もう7年も前になる。ちょっと時間が空きすぎたかな?

空港に雪が降ったときに活躍する、除雪車も展示されていた。雪の少ない東京では、除雪車の必要はあまりない。しかし、いつどのような事態が起きても、対応できるように、本格的な除雪車も用意されているのだろう。

ガラス張りの新しい国際線ターミナルは、まだ中に入ることはできないが、逆に、外からこうして見られるのは、今日が最初で最後だ。目に焼き付けておこう。

日本初のジェット旅客機、DC-8のカットモデルが展示されていた。

もらった資料によれば、50年前に就航し14年間にわたって飛行、1974年に退役し、1989年に機首部分のみがカットされ現在まで保存されてきたそうだ。(すみません、存じ上げないのですが)前田青邨画伯の日本画の描かれた壁面や障子の窓が、かろうじて見えた。

完全に逆光で、しかも設置場所がかなり高い位置であったため、うまい具合に写真に収めることができなかったのは、ちょっと残念。

ファーストクラスで使われていた座席カバーは、なんと西陣織。当時のものを触らせてもらった。さわり心地は決していいものではなかったけど、かなり豪華だってことはよく分かる。

もうちょっと、いろいろと見てみたい気分で、後ろ髪を引かれる思いをしつつ、会場をあとにする。

ただ、今日は、久しぶりに暑くて、日差しも強かったので、30~40分程度しかいなかったが、ちょっとくたびれてしまった。

帰りのバスの中から、東京モノレールの廃線跡を見かけた。

モノレール自体、それほど多くは走っていないのに、その廃線跡なんていうのは、今しか見られない貴重な光景だろう。

第1ターミナルに行ってみると、バス停には、あふれかえるくらいの行列ができていた。これから、いま見てきた、新国際線会場に向かおうとする人たちだった。

こういうイベントは、とにかく早く来るに限る…ということを、まざまざと見せつけられた。早く来てよかった…。

ちなみに、これが羽田空港の全体図。赤い矢印が、新国際線ターミナルで、いま見てきた新国際線会場。青い矢印が、長蛇の列になっていた第1ターミナル。