7398 企画展「シュルレアリスムと日本」
板橋区立美術館で開催中の「『シュルレアリスム宣言』100年 シュルレアリスムと日本」を鑑賞。
シュルレアリスムは20世紀最大の美術運動ともいわれるらしいが、見る者にとってはとっつきにくい分野であることに変わりはない。
「シュルレアリスム」は「超現実主義」と訳されるが、より詳細に意味を考えると「意識と無意識が混ざった状態」とか「夢と現実が混ざった状態」という解釈をしたほうが、わかりやすい気がする。
意識とか夢って、それを意識したり見たりした本人しか知りようがない。
そう考えると、作者本人の考える夢とか思いを、現実世界と重ねて絵に起こしたのがこうした、シュルレアリズムの作品と言えるのかな…なんて思った。
何度か板橋区立美術館へ来たが、これまでのなかでもかなり大勢の人たちが来ていたような気がする。
今回の企画展では、正直言って誰もが知る著名な作家の作品はほとんどないにもかかわらず、これだけの人たちが来ているということは、それだけ、シュルレアリズムの人気が高いということだ。
ただ自分にとっては、今回はなかなか理解が難しかったというのが正直な感想だった。
写真撮影が一切できないということもあって、コメントも難しいのも残念…。