7244 都市公園制度制定150周年
今年は、日本に公園制度が発足し、東京に最初の公園が誕生して150年なのだそうだ。
昨年は鉄道開業150年だったから、公園の歴史は、鉄道とほぼ同じくらいということになる。
浅草、上野、芝、深川、飛鳥山の5か所が公園として指定されたものの、このころの公園は、神社仏閣の境内のようなもので、公園ならではの設備などを設けるものではなかったようだ。ちなみに、近代的な”公園らしい公園”としては、1903年(明治36)国内初の洋風公園として開園したの日比谷公園のようだ。
そんな、”日本初”の公園のひとつである、芝公園で「花と光のムーブメント」という企画をやっているということで見に来た。
東京タワーがもっともよく見える都立公園とも言える芝公園だが、よく見えるようにするためか、東京タワーの存在と比べて、夜はけっこう暗い公園のイメージ。
ふだん”暗い公園”が、花と光で盛り上げているとなると、けっこう映えていて、とてもきれいだった。
地面の白いタイルにに映し出されたイラストが、華やかさを添えている感じ。
まぁ自分も含めて…だけど、みんな、よくこういう企画を見つけて、やってくるもんだなぁ…なんて思ってしまう。
写真にはなるべく写りこまないようにしたが、けっこうたくさんの人たちがこの風景を写真に収めていた。
一瞬忘れそうになるが、そもそもこの企画が、都市公園制度制定150周年ということの認識はしておかないといけないなぁ…。