3649 代々木あたりを歩く
今日の駅からハイキングは、代々木駅発着で、実際のスタートとゴールは、東京スクールオブビジネス専門学校だった。
今回は、「学生が考えたコース」ということで、タイアップ企画ということなのかな?
受付を済ますと、ふたたび、代々木駅前に戻って、しばらくは、 指定されたコースを歩く。



小田急線の参宮橋駅や国立オリンピック記念総合スポーツセンターなどの前を歩いて…

着いたのが「春の小川」の歌碑。
作詞をした高野辰之が住んでいたころ、このあたりは一面田んぼで、それを歌ったという説があることから、ここに碑ができたという。
真後ろを、小田急線の電車がひっきりなしに通り過ぎている。
♪春の小川は、さらさらゆくよ~
そんな光景が広がっていたなんて、ちょっと信じられない。
急な坂を登って、神社の境内へ。
そこに、展示スペースがあって覗き込んだら、ちょっと恐かった。

ここは代々木八幡宮であり、そこに、その名も「代々木八幡遺跡」があったため、このような当時を再現したマネキンが置いてあったのだ。
さらに再現された遺跡も展示されていた。
再現された住居は、残念ながら、柵に覆われて中を見ることはできなかった。


代々木八幡駅を過ぎて、代々木上原駅が見えてきたところに、古賀政男音楽博物館とJASRACを横目に、チェックポイントである、東京ジャーミイ・トルコ文化センターにやってきた。
東京ジャーミイ・トルコ文化センターは、日本人にトルコやイスラム文化に対する理解を深める目的もあって一般に公開されている。
今回は駅からハイキングで、僕も含め、多数の人たちの目に触れるきっかけになった。
このような機会がないと、なかなか見学できない。


事前にもうちょっと調べてから来ればよかった。
あとから知ったのだけど、2階にある礼拝堂も見学ができららしい。
しばらく歩くと、玉川上水だったところを暗渠化し、公園にしたところに出た。
かつては川が流れていたわけで、そこを横切る道は橋だった。
その名残が、橋の欄干になるのだが、その欄干のどれもが、小さな橋にしては、けっこう立派なものが多かった。
いつくらいから暗渠化したのだろう?

東京消防庁消防学校の脇を通る。
こういうところで、消防の専門知識を学んでいるのか…土曜日(祝日)ではあったが、なかでは訓練のようなことをしていた。


しばらく歩いて、上を見上げれば、首都高速の高架橋が…そのすぐ近くには、かつてここに線路があったかのような、長細い空き地が続いていた。これってもしかして、京王線が地上を走っていたころの名残では?なんて思った。

進路を南に向けると遠くに、ふたたび小田急線の電車が見えてきた。

ランチでちょっと寄り道してから、ゴールの東京スクールオブビジネスへ。