3601 今日は国分寺へ
今日の駅からハイキングは国分寺。
ふだんは、めったに23区外に出ることはなかったが、今回は珍しい。
で、降りたったのは、中央線西国分寺駅。
3日前にnonowa西国分寺という商業施設がオープンしたばかりだったようだ。

今日は朝から雲が広がっていたが、歩き始めたあたりから、小雨が降り始めてしまった。

霧のような雨が降ったり止んだりしていたが、今日くらいの天気のほうが歩きやすい気もする。
どんな天気でも、歩くときの水分補給は必須なので、ペットボトルを持参している。
貼り紙の目立った自動販売機。
たしかにその通りだと思いつつ、結局そんなに距離もないところに自販機があった。
鎌倉幕府と関東各地をつなぐために整備された幹線道路だったという、「伝鎌倉街道」。


聖武天皇が全国各地に作った国分寺のひとつ…というところまでは、かろうじて知っていたが、尼寺もセットで作らせたとは知らなかった。
当時の建物はすっかり無くなってしまい、原っぱのような状態に。敷石も当時のものではなく、当時と同じ材料のものらしい。

1200年以上前の様子を思い起こすためには、もうちょっと事前知識と、想像力が必要そうだ。
武蔵国分尼寺からちょっと歩いたところに、武蔵国分寺があるが、こちらも具体的に何かが見られるわけでもなく、芝生の広場になってるだけだ。

こちらも武蔵国分尼寺と同様な歴史公園にするようで、その工事が進んでいた。

残念ながら、国分寺については、ほとんど知識がないので、若干面白味に欠ける感じ…。
でも、初めて来たところだったので、“国分寺”が、いまではこんな感じになってるんだ…ということを学べた。
国分寺は、小さなお寺として、 現在もある。
境内には、万葉集で詠まれた植物が植えられていて、植物園のようになっている。

お寺のすぐ脇から小道と小川が続いていた。
この道は、尾張徳川家の御鷹場に指定されていたことから“お鷹の道”と呼ばれているそうで、その小道と並行して流れているのは、国分寺崖線から流れ出ている湧き水とのこと。

きれいな水には、ザリガニも棲みついていた。
ほんとうは、都立殿ヶ谷戸庭園までコースが続いていたが、早くもくたびれてしまったので、手前でショートカットして今日はおしまい。
小雨が降るような天気だった空も、いつの間にか、いい天気、しかも暑くなっていた。

西国分寺駅に戻ってきた。
西国分寺アンオフィシャルゆるキャラという、にしこくんに出迎えてもらう。
彼はいったい何者だろう? 調べてみたら、彼のウェブサイトがあった。 モチーフは瓦らしい。
ダミーと仲良くなれるだろうか?

3日前にオープンした、nonowa西国分寺は、改札の外と中にお店があるみたい。
中央線のプラットホームにもいくつかお店がある。
KIOSKだろうが、QBハウスだろうが、どんな店でも、全体的にウェスタン調に合わせているため、近くまで行ってみないと何の店だかわかりにくい。

今日はそんなに歩いていないのに、なんだかくたびれてしまった。
今回行けなかった殿ヶ谷戸庭園や、しっかり見られなかった資料館など、また機会があれば来てみたい。
おつかれさまでした。