7240 バグは修正済み
3年ほど前に、未完成の標識が、まるで“ゲームのバグ”のように見える…という話題の場所を見に行ってきたが、それを思い出して、ちょっと見に行ってみることにした。
高輪ゲートウェイ駅近くなので、これまで何度も来ていたが、“バグ”の場所は、建設工事現場からは少しだけ離れてる。
高輪ゲートウェイ駅と品川駅の間くらいの場所なので、まずは品川駅へ。
品川駅といえば、ニュースの資料映像としてよく使われる港南口の様子…ちょっと寄り道。意識して見てみたのはマスクの着用状況だ。
だいたい感覚的には2、3割前後といったところだろうか。
マスクの着用率はずいぶん下がっているが、東京の新型コロナウイルスの感染者もかなり減っているし、問題ないだろう。
この人の波の反対側の高輪口から出て、その標識が見える場所に向かう。来るたびにここの様子が変わっているような気がするが、駅舎はほぼなくなっていて仮囲いがされていた。
ふとあらためて振り返ってみると、そういえばもともとこの駅舎って、どういう用途で使われていたのかよくわからない…業務用?
しばらく第一京浜(国道15号)を歩くと、“バグのあった場所”に着く。
駅も開業して3年以上も経てば、当然ながら何の変哲もない道路標識となっている。
そりゃそうだ。
バグは修正されていた。
ただ、その標識の示す方向の様子は大きく変わっている。
3年前は更地だったところに、いまは見上げるほどの高さのあるビルができつつある。
前回高輪ゲートウェイ駅に隣接するバス停がなくなっていることに気がついたが、そのバス停がここに移設されていたことがわかった。駅名そのものがバス停の名称になっているが、以前あった場所を考えると、かなり離れている。
そしてバス停をよく見ると、「次は品川駅」と書かれていた。
これは並走する山手線や京浜東北線の電車と同じで、バスにしてはずいぶん“飛ばしている”。
あとバスは品川駅とは反対側の都心側に向いて止まっているので、このバス停を発車したら、この先で転回することになるようだ。
高輪ゲートウェイ駅の交差点の向かいにある神社は、まるで工事現場の見学用デッキのようになっていて、そこに立つと工事の様子がよくわかった。
以前は、駅の3階にあるスターバックスからも工事の様子がよく見えていたが、目の前に仮囲いができていて、視界が遮られてしまっていた。
その仮囲いの上から手を伸ばして、見えないところを撮ってみたら、すぐ目の前まで、デッキがつながるようになっていた。
もうしばらくすれば、おそらくこことデッキがつながるのだろう。
スターバックスは、まるで路面店みたいな感じになって、いまと雰囲気が大きく変わるかもしれない。