7239 ハロウィン翌朝の渋谷
“来ないで”と言われていたハロウィンの期間が終わった渋谷の様子を見に行ってみた。
渋谷に着いてみると…
昨夜までの物々しいまでのバリケードや警備の警察官もいなくなって、すっかり静かになっているか…というと、そうでもなかった。仮装している人の姿を見つけたし、仲間と大声で話をしてたり、想像以上に賑やかなか感じだった。
さすがのスクランブル交差点も、渡る人たちの数は少ない。よく見ると、あちこちに、仮装している人たちの姿が見える。
動画を撮っている人もけっこういた。
長さのあるはしごを持って、歩いている作業員の人たちが何人もいたので、なにごとか!?と思ったら、「ハロウィン会場ではない」という告知を外す作業に取り掛かっていた。
仮装している姿は、ふだんだったら、かなり目を惹くと思うが、ここだと当たり前すぎて目立たないし、なんとなく受け入れてしまう空気がある。
あと、目立ったのは、ゴミなどで散らかった渋谷を綺麗にしようとするたくさんのボランティアのひとたちの姿だった。
なぜかマッチョな人たちとか企業の団体とか…
あくまでも、自分の感覚だが、仮装した人たちも、ボランティアでゴミ拾いしている人たちも、みんなどこか“高揚”しているように思えた。
渋谷というごく日常的な場所であるにもかかわらず、いつもとは違うという感覚を覚えた。
本当のハロウィンとは違うという意味では、“渋谷だけのハロウィン”というのがあるのかもしれない…なんて思ってしまった。