4135 山手線の新駅名を勝手に考える
山手線の田町と品川の間に新駅ができるという件は、以前から話題に上がっていたが、JR東日本もようやく正式に認めたようで、ニュースにもなった。
東京オリンピック開催前までに駅が設置されるとのこと。
その新しく駅ができる位置は、あの提灯殺しのガードの近くで、休止中の貨物線が分岐していく地点のすぐ近く。
この貨物線を復活させ、都心と羽田空港を結ぶ路線を建設する検討に入ったというニュースを受け、以前、現地まで見に行ったことがある。
ここはまさに、JR東日本にとっても戦略的な場所なのだ。

そして、この駅名はどうなるか?が気になる。
そこで、僕が勝手に考えてみることにした。
一般的に、新たにできる駅名はこんな感じで決められると思われる。
いくつか挙げてみると…
- 至近の駅名を流用
- 既にある駅名に方角や旧国名を被せる
- 所在地住所を使用
- (ただし、いずれも、原則として既にある駅名は使わない)
至近の駅名を流用
もともと近くに駅があれば、乗換や知名度を考慮して、一般的には、その名称を考慮することになる。
ここの至近の駅は、泉岳寺駅だ。
しかし、泉岳寺という名称は使われないだろう。
なぜなら、駅名の由来となった、宗教法人泉岳寺が、なんと東京都を相手取り、駅名としての使用を中止するよう訴えた事例…泉岳寺事件(東京高裁平成8年7月24日判決)…があるからだ。
結局、泉岳寺側が敗訴したものの、こうしたいわく付きの名称は、絶対に使用することはないはずだ。
既にある駅名に方角や旧国名を被せる
泉岳寺が使えないとすると、隣駅の田町か品川を含めた駅名になりそうなものだが、どうもしっくり来ない。
南田町
…どこに“南田”町に見えてきて、どこの駅だがさっぱりイメージできない。
知名度から言ったら、田町より品川だが、品川を含めるとよけい混乱する。
北品川
これは絶対無理だ。
なぜなら、京浜急行に既にあるのはもちろん、そもそも品川駅自体も品川区にないのに、これ以上ややこしい駅名を付ける理由がない。
武蔵○○といった、旧国名も、都心の新駅には、似つかわしくない。
所在地住所を使用
こうなると、素直に住所を使った駅名と考えた方が良さそうだ。
計画されている所在地は
- 東京都港区港南
- 東京都港区芝浦
まずは「港南」について。
港南は、現在、重なる駅もないので、「港南駅」という名前も、候補としてあり得そうだ。
しかし、品川駅に港南口という出口があるように、実は、品川駅の大部分が港南に含まれていることから、港南には、品川のイメージが強く付いている気がする。
続いて、「芝浦」について。
こちらも、あり得そう。
現在、同じ名前の駅は存在しないが、かつてこの付近を走っていた貨物線の駅ではあった。
その影響で、芝浦駅が存在した時期に、重ならないようにと、新芝浦や海芝浦と名付けられた駅は、現在も存在する。
そのため、芝浦というと、これらの駅のある鶴見線沿線のイメージが感じられる気がする。
で、ここからは、勝手な考えなのだけど…
「芝浦駅」というと、単純すぎて、ちょっとつまらない…
で、…いろいろ考えてみた。
僕は、港区にある芝浦ということで
港芝浦駅
…というのを考えてみた。
あくまでも、勝手に考えただけなので、大目に見てやってもらえたら…。
果たしてどういう駅名になるんだろう?