7199 北千住から喜多方へ
今日から2泊3日で出掛けてくる。
まずは北千住から。
下今市駅で列車が分割。
子どもじゃなくてもつい見ちゃう。
鬼怒川温泉の廃墟群は変わらず…。
定刻通り、会津田島駅に到着。
以前この駅まではやってきたが、駅の外に出る時間がなかったが、今回は乗り換え時間が少しあったので、改札の外まで出てみた。
駅前もかなり開けていて、列車から降りた人たちの姿もあって、少し賑やかな雰囲気は感じられた。
ただ、駅前が広いだけで商業施設は皆無だし、すぐに人がいなくなっちゃうんだろうなぁ…とも思えた。
すぐに駅に戻って、会津若松行きの気動車に乗り換える。
乗客は十数名ほど。思ったより”いる”イメージ。
すべての駅に停車していく。
最後尾から風景を眺めて過ごしたが、想像以上に車窓に変化があって楽しい。
途中、まったくと言っていいほど、乗客の乗り降りがなかったが、唯一、塔のへつり駅から、中国か台湾からの観光客と思われる人たちが大量の乗車して、湯野上温泉駅で全員下車した。
こうしたインバウントの人たちが、ローカル線を支えている部分もあるんだと実感した。
西若松駅で数人の下車と乗車があった以外は、ほとんど、会津若松駅までの乗客だった。
会津若松駅から磐越西線の新津行き列車に乗り換える。
ようやく、喜多方駅に到着。北千住を9時42分に出発して、喜多方に着いたのが14時48分だから、実に5時間以上も掛かった。
やはり”蔵の街”というだけあって、歴史のある街だけあって古い建物や蔵があちこちにある。
ただ川越のように一か所に集中しているわけではないので、ずらっと並ぶ感じではなかった。
本場の喜多方ラーメンが食べたいと思って、老舗の坂内食堂までやってきた。
本日定休日
調べないのが悪いといえば悪いんだけど…。
意気消沈しながら、喜多方の街を歩く。
街が広いので、徒歩であちこちを巡ろうとすると、ちょっと時間が掛かる。
たまたま通りがかった「大和川酒蔵 北方風土館」は、無料で土蔵を見学できるので、寄ってみた。
まだ、帰りの列車まで時間があるので、さらに足を延ばして、喜多方蔵の里というところまで行ってみた。
バスなどの公共交通がないのは、ちょっとつらかった。
まず目に留まった、酒蔵の展示を見てみようと思ったら、17時閉館で16時30分まで入場可能とあった。
急いで入館券を扱う売店に行くと「あと5分で閉めるし5分では見られない」と、なぜか半笑いで言われたから、「あれ、16時30分まで入館できるんじゃないんですか?」と尋ねたら「そうですけど…」と、不満そうに応対される。
そこまで”交渉”して入った、酒蔵の展示は、これまたある意味”すごいかった”。
主に、自由民権運動に関連した資料を展示していたが、それよりも年表や名簿などの”文字”がずらりと並んでいて、とても見学は難しい内容だった。
これで、入館料400円は高すぎだろう…と思ったら、ここは喜多方の蔵を移築して展示公開しているところだったようで、他にも、いくつかの蔵が見学できるようになっていた。
見学客は最初から最後まで自分ひとりだった。
17時で喜多方蔵の里をあとにして、喜多方駅に戻る。ちょうど駅のほうに戻るような遊歩道があったから、これは何だろう…と思って調べたら、旧国鉄日中線の廃線跡を活用した遊歩道だった。
ただあまり通る人がいないせいか、遊歩道の両脇の木が張り出してきて、かなり歩きづらい。
地図で見ると、ここが鉄道の仙浪だったと感じられるが現地ではまったくわからない感じだった。
喜多方駅でしばらく列車を待つ。会津若松からやってきた喜多方止まりの列車がやってきた。
2両編成だったが思った以上の乗客が降りて、喜多方からも結構な乗客がいた。
やはり学生は多い。
郡山駅からレンタカーで富岡に向かう。