4617 年末が最後の築地で、年末の最後にカレー
今年から、年末年始の出勤日が1日繰り上がって、28日が仕事納め、1月4日が仕事始めに変更された。はなはだ迷惑な話だが、仕方がない。
ということで、出勤は今日まで。今週1日だけの出勤となることから、今日、有給休暇を取る人も多く、社内は静かだった。
比較的落ち着いていると言うこともあって、今日は昼に、ひとり築地市場へ行ってみた。

年末の築地は、かなりの混雑だけど、そこをあえて歩いてみる。ランチは、海鮮丼のような築地ならではでないものだったら…と、吉野家の牛丼を食べに行ってみることにした。築地が1号店ということを考えれば、築地でわざわざ食べる意味もある…そんな思いで…。今日の営業は終了していた…。

すぐ近くには、店名が気になる店があったが、こちらは寿司や海鮮丼を扱う店らしく、行列ができていたので、その隣へ…。

中栄(なかえい)というカレー屋だった。
ちょっと待てばすぐには入れそうだったんで、店頭でちょっと待つ。
築地魚河岸シーフードカレー(1,000円)も気になったが、ここはひとつ、築地から離れて…と、炙りチャーシューカレー(900円)を注文。かけるカレーは、印度かビーフから種類が選べるようだったが、印度を選択。

ちょっと待つと、大きめの皿に載ったボリュームたっぷりのカレー登場。
まさに、身体が資本の忙しい市場関係者のための食事といった感じ。
印度カレーは、しっかりと具も入ってて、ちょっと辛めで旨い。炙りチャーシューは、炙った肩ロース肉とバラ肉がのっている。
まぁ、贅沢を言わせてもらえば、もうちょっと厚みが欲しい気もしたが、カレーによく合って、美味しい。
驚いたことにみんな食べるのが早い。僕が食べている間に、次々とお客さんが入れ替わるのだ。食べてる量は僕と同じか、むしろ多いくらいなのに。
馴染みの客が多いようで、店員と会話を交わす人も多かった。



来年11月に移転が決まっている築地は、これが最後の年末だ。
場内のカオスな感じも、もう見納めとなる。
危なっかしい感じではあるけど、この雰囲気がなくなってしまうのは、何とももったいない。