6854 國學院大學博物館
渋谷駅からバスで数分。歩いても、そんなに時間もかからないところにある、國學院大學博物館に来た。
初めての博物館だ。
今回は、國學院大学出身の世界的コレクターが取集した寄木細工を紹介する企画展の鑑賞が目的。
江戸時代から伝統的に作られてきた寄木細工は、1893年に開催されたウイーン万国博覧会をきっかけに“ジャポニズム”のブームを引き起こす。
そのなか寄木細工は、注目を集めたそうだ。
繊細な寄木細工の作品は、見て飽きない。
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小箱などはときどき見掛けるが、今回は、それに加えて、机や飾棚のようなとても大きな作品も多く見応えがあった。
隠し扉が仕込まれていたり、“家”が2軒しかもそれらが太鼓橋でつながっているなんていう、すごい飾棚もあった。
こうした発想はどこからくるのだろう。
これらに加えて、今回の企画展では有栖川宮家の名品などの展示、そしてかなりのボリュームの常設展示もあって、これで入館料無料というのだから、かなりのお得感がある博物館だった。
実は、諸般の事情があり、昨日と今日連続して訪れた。
もちろん、展示内容に変わることはなかったが、気になったのはエントランス。
昨日は、エントランスに、はにわと大学のゆるキャラであるこくぴょんが置かれていたが、今日はなぜか、こくぴょんだけがいなかったのだ。
何か、お仕事でもあったんだろうか。