6671 震災遺構と伝承館をめぐる…原子力災害伝承館

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原子力災害伝承館
原子力災害伝承館

東日本大震災・原子力災害伝承館の開館直後に入館。

もう十数人ほど来場者がいた。

こちらも、気仙沼の伝承館同様、まずは映像を視聴してから見学が始まるという方式だ。

そのあとは、災害の進行を時系列でたどっていく。

映像を観てから見学
映像を観てから見学
時系列で事故を紹介
時系列で事故を紹介
展示を見ると、この地域が、原子力発電所とともにあったことをあらためて実感させられる。

地震と津波による被害という点では、これまで見てきた伝承館と同じだが、ここは明かな人災であり、被害に遭われた方々の心中を察すると胸が痛む。

原発は身近な存在だった
原発は身近な存在だった
津波を伝える品々
津波を伝える品々
展示でも「対策を怠った人災」としっかり書かれていた。

現在もまだ、廃炉作業が行われ、立入禁止の地域が存在し続けることを考えると、原子力災害は進行中なのだと思う。

原子力災害に関する資料
原子力災害に関する資料
除染に関する資料
除染に関する資料
ところどころに休憩スペースがある。

館内はひろくゆったりしている。

ところどころに休憩スペースがある
ところどころに休憩スペースがある
とても開放的
とても開放的
屋上にも上れる。

ひたすら何もない光景が広がる。

1階の屋外には「原子力明るい未来のエネルギー」と書かれた看板のレプリカが置かれていた。

展望台
展望台
有名な看板(レプリカ)
有名な看板(レプリカ)
他の地震や津波の災害以上に、原子力災害については、いろいろと考えさせられることが多い。

なかなか自分なりの答えが出ないのだ。

Posted by ろん