6622 さらに2万円
このニュース、タイトルを読んでも、最初意味がわからなくて“二度見”してしまった。
元行員、金庫の1万円札束から998万円白紙にすり替え盗む…後に「上下」2万円も
記事の内容は、以下の通り。
発表では、元銀行員は御池支店(京都市中京区)勤務だった2020年10月22日、金庫から998万円を盗むなどした疑い。1万円札の札束の上下2枚以外は、インターネットで購入したとみられる同形の白紙とすり替えていた。発覚を免れるため工作したとみられ、昨年4月16日、上下2枚の計2万円も盗んだという。
銀行員が自身が勤務する銀行の金庫から現金を盗むというのは、ありがちと言えばありがちで、それほど驚くことはない。
ただバレるのも時間の問題で、なんでこんなバレるようなことをするのだろう…と思う程度だ。
しかし、なぜそれを後からわざわざ盗んだんだろう…と思ってしまった。
札束の上下2枚をわざわざ残したのは、犯行の発覚を遅らせるためだったはず。
それなのに、その2枚も盗むというのは、いったいどういうことなのだろうか。
記事によれば、2020年10月22日の犯行で、残り2枚を盗んだのは、最初の犯行の約半年ほど経った後だから、半年バレなかったから「残り2枚も…」ということか。
約1000万円を盗んで、さらに盗んだのが2万円というギャップ。
もちろん2万円だって大金(そもそも他人の金なんだけど)ではあるが、998万円も持ってるのに、あと2万円あったな…と言う感じで、それまで手を出してしまっているわけだ。
こういう人って、きっと、いくらお金があっても足りないと感じてしまうのだろうな…と思ってしまう。