5849 どこもかしこも人だらけ
海老名に来たのは、小田急ロマンスカーでプリンの忘れ物をして取りに来た以来だ。
海老名市が、イメージアップに力を入れてるのだろうな…と思わせるものをいくつか見掛ける。
ちょっと海老名駅周辺を散策して、羽沢横浜国大駅に行くつもりだったが「相模鉄道×崎陽軒 相鉄・JR直通線開業記念弁当」なるものが限定発売されると知り、買ってみることにした。
まだ9時半くらいだったので、開店までちょっと時間がある。
海老名駅周辺をウロウロして、10時ちょっと前に海老名での販売店である、ファミリーマルイに着いた。
すると
もの凄い行列になっていた。
とりあえず、最後尾と書かれた看板のところへ。
なんとか販売数には達していないらしく行列に並んだ。
10時から販売開始となったが、店内に通されるのは10人ずつで、それまでは外で並ぶ。
1つ1000円で1人2つまでという制限があるが、支払い単純だから、どんどん販売が進むと思ったが、実に30分ほど待つことになった。
自分はなんとか購入できたが、すぐ後ろくらいの人は、足りなかったらしい。
限定物は決して油断してはいけないのだ。危なかった。
ふたたび、相鉄海老名駅へ。
相変わらず、”撮影会”状態になっている。
撮りたくなる気持ちはとてもよくわかるけど。
相鉄のJR乗り入れ車両である12000系に、初めて乗ることができた。
LEDの間接照明や、身だしなみ用の鏡、人間工学に基づいた独特の釣り手など、様々な配慮のある車両は、見ていて楽しい。
ただ、残念ながら、通常は新宿以南でしか走らないため、今後もあまり乗る機会はなさそう。
羽沢横浜国大駅に到着。
駅名標なんて、これからいくらでも撮れるのに、みんな必死になって撮影していた。
相鉄では「各停」がJRだと「各駅停車」といった具合に、相鉄線内での表示とJR線内での表示は細かく変えられている。
新宿行きを見送る。
ここでもすごい人だ。
列車の表示も変更されていた。
とりあえず、駅の外に出てみたが、ただでさえ広くない駅前のスペースは、おそらく記念入場券を買う人の行列で占められていた。
また、たしか、開業記念イベントが開かれているはず…と思って探してみたが、見つからない…と思って行列のひとつを追ってみたら…。
なんと、入場規制が掛かって、入場までは1時間半待ちなのだという。
もちろん待つつもりはなく、駅周辺を歩いてみた。
羽沢横浜国大駅は、貨物駅と道路と丘に挟まれた場所にあるため、お店はおろか、観光地になりそうなところはまったくなさそうだ。
それでも、駅のすぐ脇にある歩道橋からは、羽沢貨物駅が見渡せて、ここが唯一の観光スポットになりそうな感じだった。
歩き疲れたが座るところもないので、新宿行きの列車を待ち、帰りの途へ。
弁当は家に帰ってきてからいただいた。
想像以上に苦労して手に入れた弁当は美味しかった。
醤油入れがオリジナルで2種類ある…ということで、ちゃんとそれぞれ入っているか気になったが、幸運なことにそれぞれ1つずつだった。