5848 川越発相鉄線直通海老名行き
今日、相鉄・JR直通線が開通して、相鉄線と都心が乗り換えなしで移動できるようになった。
相鉄側からの列車のほとんどが新宿で折り返してしまうのだが、朝の一部の列車だけ、埼京線や川越線とも直通運転をする。
そしてわずか1往復だけが、川越線川越駅と相鉄線海老名駅を運転する列車ができた。
ということで、相鉄・JR直通線開通の今日、川越から海老名まで乗り通してみることにした。
川越発7時4分に間に合うように、川越駅に向かう。
土曜日の朝ということか、高校生たちの姿を多く見かける。
もちろん、鉄道マニアも多数集結。
川越で海老名の文字を見るのもちょっと不思議な感じだ。
単線の川越線は列車の増発は難しく、けっこう混雑している。
車両は、いつものE233系だから、乗ってしまえばいつもの川越線であり、埼京線である。
車内放送で、この列車が、相鉄線直通海老名行きであることを伝えること以外は、何の変わりはない…。
…と思ったが、今日から、大宮武蔵浦和間での快速運転がなくなり、北与野、南与野、中浦和に停車するようになってしまう変更も今日からだった。
渋谷
定刻通りに埼京線は大崎駅に到着。
これまではりんかい線に向かっていたが、今日からは新たな進路が加わった。
武蔵小杉に到着。
ここから乗車する人はあまりいない。みんなこのあとの横須賀線を待っているようだ。
武蔵小杉を出ると、横須賀線や湘南新宿ラインを走る線路から分かれて、引き続き、東海道貨物線を走行する。
車内は比較的空いている。
貨物線としては以前からあるので、決して“新線”ではないのだけど、日常的に旅客用として使われていたわけではないところなので、“新鮮”だ。
ほとんど貨物専用線として使われていたせいか、線路の状態が悪く、スピードが上がるにつれて、かなr激しく揺れたのが気になった。
これまで乗ったことのない路線だから、いったい今どこを走ってるのか、すぐにはわからない感じ。
車窓から、大体の位置を想像するが、鶴見付近でトンネルに入ってしまうと、もうダメだ。
長いトンネルを経て、羽沢横浜国大に到着。
けっこう多くの人たちが降りたが、僕は引き続き乗車。
トンネルを抜けると、相鉄線との分岐駅である西谷(にしや)に到着。
相鉄線内は特急なので軽快に通過して、二俣川駅へ。
車窓からの風景は、都市と田園を交互に見る感じ。
川越を出発してから2時間10分…海老名に到着。
2時間以上立ちっぱなしだったが、あっという間の初乗車だった。