2300 たばこと塩の博物館
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「たばこと塩の博物館」は渋谷駅からは歩いて10分くらい。賑やかな公園通り沿いにある。
今日は「昭和30年代物語~街角のたばこ屋さんをさがして~」という特別企画展を見に行ってきた。こちらについての感想は別途。
入館料は大人100円。割引券があったので、今回はわずか50円だ。
![]() 巨大な岩塩 |
特別展を見学したあと、常設展示を見学。たまたま“専売”という政策によって一緒になっているだけで、塩とたばことは一切関係がなく、展示も、塩フロアとたばこフロアと分かれている。
![]() 現代では考えられないキャッチコピー |
![]() 街角のたばこ屋を再現 |
たばこは、人びとの生活において、ごく身近で当たり前の存在であった。それだけにたばこの歴史を振り返ってみると、人びとの生活や文化そのものを垣間見ることができる。
ただ、近年のいわゆる嫌煙や分煙といった動きに関する展示がなかったのが気になった。
そうした動きも、たばこにとっては重要な文化のひとつだと思う。立場上難しいにしても、多少留意してもいいのではないかと思った。
喫煙できる場所はどんどんと狭まり、いよいよ、たばこそのものの命脈が尽きかけているようにすら見える。たばこは吸わないが、たばこの文化も絶たれてしまうのもなんだか寂しい感じはする。