5313 JR香椎線~海の中道~市営渡船で博多往復
出張最終日。
ほぼ今回のミッションを終える見通しが立ってきたこともあってか、スムーズに起きられた。
ということで?、朝からちょっと足を伸ばしてみることにした。
朝6時半近くではあるが、まだ周囲は真っ暗だが、お客さんは増えつつある博多駅。
プラットホームも人の姿は少ない。通勤通学ラッシュまでにはもうちょっと時間が掛かりそう。
スタッフ・サービスの広告は”福岡仕様”。各地で、ご当地広告を展開してるのかもしれない。
”ショートトリップ”で帰ってこられなくなるのは最悪なので、ある程度時間に余裕を持って、ちゃんと時刻表で”当たり”を付けて、博多駅を出発。
ふだん乗らない路線からの景色は、とても新鮮。いろいろと想像をふくらませる。
線路の末端を示す、車止め標識が異常に大きくて驚く。
あっという間に、香椎駅に到着。ここから、香椎線へ乗換え。久しぶりのディーゼルカー。
都心から離れる方向の下り列車ということもあって、車内はガラガラ。
単線なので、列車交換待ちなどもある。しばらく住宅地を進んでいくが、しばらくすると砂丘や海が見えてくる。
20分ちょっとで終点に西戸崎(さいとざき)駅に着く。
こうやって見ると、ずいぶん遠くまで来た感があるが、博多は目と鼻の先。
こちらの車止め標識は、標準サイズだった。
駅舎は、ヨットをモチーフにした水戸岡鋭治のデザインらしい。
ホームに並行する位置にマンションが建てらている。
通勤通学時間帯が近づき、列車は到着するとすぐに折り返していく。
マンションの他に一戸建ての住宅もあって、香椎線にもそれなりに需要があるかもしれない。
マンションの目の前の空き地を見ると、そこには”高層マンション建設予定地”と書かれた看板が。
もし、本当にここに建てられたら、いまのマンションから見える景色は絶望的なことになってしまう…。
ちょっと歩くと、「西戸崎旅客待合所」と書かれた建物があった。渡船場のようだ。
もともとは、いま来た香椎線に乗って博多に戻るつもりだったが、すぐに船が来るなら…と、急遽ルート変更で、船で博多に向かうことにした。
出港時間が近づくと、お客さんが集まってきた。見た感じ通勤とか通学で利用してるようだ。
乗客が乗り込んだら、すぐに出港。あっという間に、西戸崎を離れてしまった。
気温は0度。風がとても冷たいせいで、体感温度は相当低かったと思う。
風に当たらなければ、まだ我慢できるか…。高校生が、朝食用の?バナナを食べていた。
遠くに、ヤフオクドームや福岡タワーなどが見える。
昨夜見た博多ポートタワーがどんどん大きくなっていく。
僕にとってはかなり新鮮な感じがしたが、もちろんこちらの人たちにとっては、これが毎日の当たり前の出来事なのだ。
このあとは予定通り、出張先の事務所に向かう。
博多ポートタワーは、気付いたのが昨日で、今日の16時には帰らないといけないから、明るい時間に見ることはできないと覚悟していたので、偶然でも見られてよかった。