5075 G展2016
本当は,別件で向かった東京ミッドタウンだったが、グッドデザイン賞の展示が今日までだったので、急遽、予定を変更して、こちらを鑑賞することにした。
去年もそうだったが、会期が1週間程度しかないので、今年や一去年のようにたまたまやってるのを見つけるかくらいになってしまう。
鑑賞したのは3年ぶりとなった。
最終日ということで、会場内はかなり混雑していた。それに到着した時刻が遅かったので、よけい慌ただしく展示作品を鑑賞するハメに・・・。
とにかく展示が盛りだくさん。
色覚障害のある方も見やすい時刻表とか、スタンプラリーで集めてもなにももらえないのだけど、集めたスタンプそのものが、おみやげになる手ぬぐいとか、興味深い作品が並ぶ。
もっとじっくり見たいと思ったものの、時間がないので、最初の会場を後にする。
別の会場に向かうと、そこもかなりの鑑賞者で賑わっていた。
実際に触れて確かめることができる展示が多いから、どうしても滞留しがち。
自分はマスクをする習慣はないのだけど、ふだんからマスクをする人は身近でもかなり増えた。
そうなると、マスクにも見栄えを気にする人だって当然出てくる・・・ということで、こうした、”小顔”に見えるマスクが出てくるのだ。
なるほどなぁ・・・。
パソコンが普及してしまうと、 筆記具なんてなかなか使われなくなるだろうし、そもそも、かなり‘’枯れた’分野だと思っていた。
シャープペンシルの後ろについてる消しゴムは使いにくいモノ・・・と思い込んでいたが、それをあえて使いやすくしたり・・・
シャープペンシルは細いモノ決めつけず、鉛筆のような太さにしたり・・・
使っている人たちが無意識に困っていることは、まだまだたくさんあるのだ。
携帯用のはさみなんていうもの、まさにこんな感じだったら便利だろうな・・・と思わせる。
こうした展示を見ていると、それが、明らかに間違いで、大いなる誤解であったということを痛感させられる。
文具などの小物をコンパクトに収納できる小箱などは、職場の座席を固定化しない‘’フリーアドレス ’を意識しているのだろう。
受賞作品を見ていると、最近の世の中の傾向がよくわかって、とても面白い。