4642 商売とはこういうものなのかな…?
今朝載っていた、ジャパネットたかたの、新聞一面広告が目にとまった。
やたら数字が目立つが、1台2役になるタブレットの広告だということはわかる。
そして、それが、新製品であること、ある程度の機能についてもわかる。
でも、肝心なものがわからない。
価格だ。
まず、一番目立つのが、販売終了まで6日という文字。
次いで大きい数字が、3,000円。
これが、価格かと思ったら、そんな単純な話ではないようだ。
よく見れば、その上に、値引き+下取りあり価格 とある。
それが、3,000円の文字に次ぐ大きい数字の、2万5千円値引きと、1万円下取り。
3,000円は、10,000円の下取り(※2)、かつ25,000円の値引き(※1)の結果らしい。
当然ながら?それぞれに、※印がついている。
※印の内容が書かれている場所が、バラバラなので、確認しづらい。
※1の値引きは、月額4,760円の3年間のモバイルルーターの新規契約が前提となっている。
※2は、デスクトップかノートパソコンが下取りの対象で、タブレットは不可…とある。
下取りするPCはないし、ルーターもいらない…って人は、いくらだ?
素直に考えれば、下取り10,000円と値引き分25,000円を引かない、38,000円…
…ではないみたいだ。
そこには、「ワイモバイルのインターネット3年間新規契約」で…とある。
あれ、さっき出てきた、※1値引きは何だったんだ?
そして、結局いくらなんだろう?
よく探してみると、下の方に、下取りありで55,000円、下取りなしで65,000円ということが書かれているのがわかった。
大事なことほど、小さな文字で書かれているという事実は、間違いなく意図的なものだろう。
「販売終了まであと6日」より、「通常の販売価格が65,000円」であることのほうが、重要なことであるのは言うまでもないはずだ。
この手の広告は、今に始まったことではないし、珍しいものでもない。
けれど、先日のホリエモンのTwitterのつぶやきを思い出さずにはいられなかった。
「高田社長がユニークなのは認めますが、ジャパネットの社会的意義はあるとは言えませんね。ネット通販のほうが安いし、買う必要もないものを口八丁手八丁で買わせてるだけとしか見えません」
