4647 下世話な計算
朝は、AMラジオを聴きながら、出勤の準備をしているのだけど、そのとき流れるÇMが気になっている。
法律事務所〇〇〇〇〇(事務所名)。
〇〇〇〇〇では、昨年一年間で、過払い金を取り戻した方は、6025人。
このうち2008人の方に、100万円以上戻ってきました。
過払い金返還請求なら、やっぱり〇〇〇〇〇。
完済された方は、着手金無料。成功報酬は取り戻した金額の税別20%です。
つい、計算してしまう。
100万円以上戻ってきた人が2008人いて、その成功報酬が20%ってことは…。
1人当たり最低20万円の成功報酬を支払っているということになるから、それが2008人分…ということで、実に4億160万円!
これは、あくまで取り戻した金額が100万円以上だったケースを合計しただけだから、実際のはこの金額では少なすぎる。
そして、この6025人を1年間で対応したということは…。
一年間の営業日が240日(1か月20営業日×12か月)だとすると、1日あたあり、なんと25.1人もの対応をしていることになる。
なにがすごいって、たった1つの法律事務所で、これだけの過払い金請求を処理しているということと、その売り上げのすごさ。
司法書士も、やはり過払い金請求の新聞広告を出していたが、法律事務所にとって、これほど"美味しい商売"ってないだろうなぁ…なんて、つい思ってしまう。