3673 つまみ食いウォーク2012
つまみ食いをしながら、品川の商店街を歩くというイベント“つまみ食いウォーク”。2年ぶりの参加となった。
前回とは別のコースでエントリー。集合場所の最寄り駅は、荏原中延駅。
こんな機会がないと東急池上線二も乗らないし、荏原中延駅で降りることなんてないだろう。
受付30分前には着いたものの、会場の小学校の校庭には、すでにちょっとした行列ができていた。
つまみ食いは、早い者順でなくなってしまうので、できるだけ早く出発すると有利だからだ。何度も参加している人が多いようで、待っている人たちの靴は、歩きやすいものばかりだ。
11時開始直前になると、行列は校庭いっぱいになっていた。
あまり最初から、つまみ食い券を使ってしまうと、後半で足りなくなってしまうし、行列に並んでしまうと、その分時間が取られ、別のつまみ食いができなくなってしまう。
事前にどういったつまみ食いができるか、店名、品目が書かれた地図が渡されるが、つまみ食い券は8枚しかない。
直感と決断力が問われるのが、このイベントだ。
どら焼きや、あんパンは、まずまずのボリュームと言っていいだろう。
途中で、ちょっと妥協してしまって、半分に割っただけの煎餅を取ってしまったのは、失敗だった。
あまり広くない商店街は、このイベントで歩く人に加えて、通り抜ける車や人でごった返していた。
つまみ食いの食べ物を提供するのは、ふつう飲食店だが、コロッケを提供していたのは、貴金属の買い取り業者だった。
あっという間に、つまみ食い券がなくなってきてしまった。
でも、後半まで、つまみ食いできる食べ物が残っているかどうかの保証はない。
であれば、煎餅だって食べておいた方がいいのだ。
品川区の特にこのあたりは、戸越銀座商店街のような有名な商店街ばかりでなく、小さな商店街が、かなりたくさん並んでいて、それなりに、どこも賑わっている。
地図に、スープぎょうざ…というのが載っていたので並んでみた。
スパイシーなスープにネパールのぎょうざを入れたものだった。
ちょっと辛くて、とても美味しかった。
今回一番のつまみ食いだったかも知れない。
やきとりも食べてみる。
皿の上に置かれた、いろいろな串の中から、1本選んで、店員のおじさんに渡すと、その場で焼いてくれる。
歩きながら、外で食べる、やきとりも美味しい。
ちょっと中が冷たい感じはしたけど。
いよいよ、つまみ食い券も残り1枚になった。
最後に使ったのが、“あげどら”。 その名の通り、揚げたどら焼きだった。
その場で揚げていたので、熱くて美味しかった。
歩いている途中で、どんどんと気温が下がってきた。
空もどんよりと曇ってきたし、レーダーを見ると周囲で雨が降り出してきた。
ここはアーケードだから雨の心配はいらないけど、雨のなか歩くのは、ちょっとしんどいな…というところで、今回のつまみ食いウォークはここでおしまいだった。
そして、すぐ目の前が、来たときに降りた荏原中延駅だった。
まずまずの成果？のあった、今年のつまみ食いウォークだった。