2626 船山温泉

旅行・見学・イベント

山梨の旅行。今晩の宿泊は“船山温泉”へ。

船山温泉

鬼怒川温泉とか、草津温泉のような名前だが、いくつも温泉宿があるわけではなく、たった1軒しかない。けれど、ちゃんと地図にも載っているのだから、ちょっと不思議だ。

この温泉以外に、翌日に行く予定の、身延山久遠寺以外、付近に観光地らしいところはなく、じっくりと温泉を楽しむには、むしろこういったロケーションの方が諦め?もつく。

旅館に到着すると、係の方が玄関を飛び出してきた。ロビーで「お待ちしておりました」と言われるよりも、やはり気分がいい。

玄関の熊 一階廊下 1回フロント前

玄関を入ると、ほのかにお香の香りがする。館内は総畳敷き。だからスリッパはいらない。旅館ならスリッパがあっても不思議ではないが、多少の煩わしさがあるのも事実。スリッパが入らないっていうのは、とても楽だ。

2階廊下 フリードリンクコーナー

廊下に置かれた炭

お客様のご意見により日々進化している」ということで、あちこちに配慮が感じられる。無意識に配慮を享受している部分もあるかもしれない。

フリードリンクのコーナーがあった。コーヒーや紅茶が飲み放題。嬉しいなぁ。

廊下の壁には、炭が置かれ、消臭にも力を入れているみたい。

露天風呂も清潔感があって景色もよく素晴らしい。

露天風呂からの景色

露天風呂に入るためには、部屋からなにも持って行かなくても、完全に手ぶらで行けるようになっているのも嬉しい。風呂には「これでもか!」というくらいのアメニティグッズや、バスタオルなどが置かれていて、(無駄にというのではなく)好きなだけ使うことができる。

また、“館主セレクト”ということで、風呂に標準でおいてあるシャンプーやリンスとは別に、TUBAKI のような、高級なシャンプーやコンディショナーなどが、自由に選べるようになっているのも面白い。

露天風呂のアメニティグッズ タオル

朝食
足元の温風ヒーター

食事が美味しいのは当然としても、テーブルの下に小さな温風ヒーターを置いて、足元が冷えないようにしてあるのも、細かな配慮だ。

あとから気がついたのだけれど、ふきんの色が、白ではなくえんじ色なのは、醤油などを拭いて、見た目にも汚く感じられないようにするための配慮なのではないかもしれない。

ネットでの評判を聞いていたので、どうしても期待が高まってしまっていたが、その期待をまったく裏切らなった。

くつろぐダミー

翌日は、身延山久遠寺へ(続く)。

Posted by ろん