2243 燃えてみたり、爆発してみたり

物思いに耽る(雑感)

家電量販店のさくらやと言えば「安さ爆発」がキャッチコピーだった。

いまでこそ、特に気にもならない言葉だが、安さが爆発してしまうのだから、あらためて考えてみると、あり得ないし、とんでもないことだ。

しかし、なぜかこの言葉は、すっかりなじんでしまった感もある。最近は、安さではなく、サポートが爆発しているらしい。

そういえば、近所の電気店では「燃える安さ」なんてのがあった。

「安さが燃えてしまう」というのも変と言えば、変だ。

ふだんの生活において、燃えるに続く言葉で、僕がすぐに思い出すのは「燃えるゴミ」だ。他に、燃える…に続く言葉は、物理的に燃える物体とは限らず、「燃える闘魂」、「燃える男」…という具合で、いくつか例はある。闘魂も男も物理的に燃えたらそれはそれで怖い。

安さ爆発とか、燃える安さという言葉に、なんとなくなじんでしまうのは、日本人だけの特徴かな? それとも誰もが本当は違和感を持ってしまうのか? この話、意外と奥深いかも。

Posted by ろん