2103 六地蔵の続き
今年に入って、たまたま見つけた江戸六地蔵。すでに2つ見てるので、残りの地蔵も見に行ってみようということで、昼過ぎくらいから、ちょっと出掛けてみる。
自宅から最も近い六地蔵は、中山道沿いの巣鴨にいる。真性寺というお寺で、巣鴨地蔵通り商店街の入口に鎮座していた。場所柄、お参りする人がひっきりなしに訪れている。
逆光のせいなのか、それともかぶっている笠があまりに深いせいか、地蔵のお顔がまるで見えなかった。
通りは賑やか… |
今日は節分ということで、とげ抜き地蔵のある高岩寺では、歌謡ショーが行われていて、たくさんの人たちが見物していた。豆まきをする前だったのか、したあとだったのかはよくわからないけど、歌手の横で踊る鬼がいなかったら、節分のイベントかどうかわからなかった。
都電荒川線に乗って終点の三ノ輪橋まで。次の六地蔵へ向かう。
三ノ輪橋電停から歩いて20分あまり。東禅寺に着く。もともとは、奥州街道沿いの山谷にあったようだが、この場所に移転されられたらしい。前を通る人はほとんどおらず、同じ六地蔵なのに巣鴨と比べると、悲しいくらいひっそりと静まりかえっていた。
巣鴨で全然見えなかったお顔が、こちらではよく見える。お寺を背に西日を遮っていることもあったし、笠が浅かったからかもしれない。とても穏やかな顔をしていた。
通りは誰もいない… |