3900 「ラクガキ」を見に小学館ビルへ行ってみた
神保町にある小学館ビルが、本社の建て替えにともなって、来月から取り壊しが始まるそうだ。
そんな小学館ビルに、小学館ゆかりの漫画家たちが「ラクガキ」をして話題になっているという。
せっかくだから?ということで、僕も見に行ってみることにした。
都営地下鉄神保町駅A8出口からすぐ。
朝の方が空いてるだろう…と行ってみると…誰もいない。
やっぱり、朝行くに限る!
あれ?
シャッターが…
張り紙を読めば、落書きのあるロビー内の照明は、8時30分〜20時までということらしい。
そりゃあ、誰もいないわけだ。
せっかくなので、明るいうちに、もうすぐ取り壊される小学館ビルの全景を記念に撮っておく。
そして、夜。
やはり…
たくさんの人たちが、必死になって、ロビー内の写真を撮っていた。
「ラクガキ」は、ロビー内部のカベに描かれているので、基本的には、ガラス越しに覗き込むという感じ。
描かれた「ラクガキ」の一部は、写真に撮られてガラスに立てかけてあった。
窓ガラスは、指紋だらけで、うっすら、曇りガラスになっているようにすら見える。
ここでこんなことを言うのも何だけど、実は、僕は、あまり漫画は知らない。
ここにあった「ラクガキ」で、ある程度わかるのは、ドラえもん、オバケのQ太郎、YAWARA!くらいか。
何となく見たことのあるキャラクターは、いくつもあるが、その程度だ。
でも、こうしてたくさんのキャラクターが一同に会しているのを見るだけで、何となく楽しい気分になってくるから不思議だ。
詳しく知らない絵でも、楽しい。
ガラスに描かれた「ラクガキ」は、当然反転している。
なかには、ガラスの反対側から見られることを意識して描かれている絵もあって楽しい。
当初今月16日までだった鑑賞期間は、25日まで延長されることになったそうだ。
そして、さらに8月24日・25日には先着順限定で、一般公開するらしい。
今日ですら、窓枠に足を掛け中の写真を熱心に撮る方もいらっしゃるくらいだから、この週末は、大騒ぎになるかも…。