7362 新宿駅西口の様子を見に来た
ここ最近行ってなかった新宿駅西口付近の様子を見に行ってみた。
前回来たのは半年ほど前のようだ。
明け方まで降っていた雨はだいぶ上がったものの、細かい霧っぽい雨は残っていて、しかも、風が吹いていたこともあって、体感気温はかなり低い。
来月オープンするという、新しいエキナカ施設「EATo LUMINE(イイトルミネ)」を横目に見ながら、西口に向かう。
本当にどんどんと変わっていく。
とりあえず西口地下から改札の外に出たが、仕方ないとはいえ、想像通りのごちゃごちゃぶり。
それでもなんとか安全に案内しようと、動線を決めたり、電車の乗り場をこれでもかというくらいしつこく案内したり…と、苦労の跡が垣間見える。
朝の時間ということもあって、人の数も多いし、何より流れが速い。
のんびり写真を撮っていようものなら、その流れをせき止めかねないので、周囲360度注意しないといけない感じ。
ただでさえ案内しないといけないことが多いために、どうしても、その表示も盛りだくさんになってしまいがちだ。
自分が行きたいところや路線をはっきり意識していないと戸惑ってしまいそう。
朝早く近隣のビルのシャッターが降りているせいか、地上への出入りができるところがない。階段があっても、バス乗り場につながっているだけで、なかなか地上に出られない。
唯一出られるのが奥のほうにあった1台のエレベーターで、ちょっとした行列ができていた。
その行列には、店舗搬入の台車も乗ってくるくらいだから、他に選択肢がないのだろう。
地上に上がると、以前の風景は一変していることがわかる。小田急百貨店新宿店本館がなくなって、まるで歯が抜けたようだった。
小田急百貨店新宿店本館に向かうペデストリアンデッキも閉鎖されていた。
デッキの端からは、新宿駅東口まで見通せてしまった。
いまだけの風景だ。
新宿駅西口地下広場の吹き抜けを見ると、車道の上に何やら橋のようなものを作っている。これはいったい何だろう。
地上から見ると、まるで発射台のようにも見えたが、これは、建て替えるビルの建設資材を運んだり、作業をするための通路として使われるようだ。
大型の工事用車両も通るから、かなり頑丈な作りになっているようで、かなりしっかりとした橋脚になっている。完成は2029年度ということで、あと5年。
この風景もどんどんと変わっていくのだろう。
毎度思うことだが、これができるころの自分はどうなっているのか、最近は想像するのが楽しみというよりも、どこか不安を感じてしまうのは、歳のせいだろうか。