7145 新宿駅西口の様子を見てみる
ここ最近、新宿駅を利用している。でも、それは降りるためではなくて、乗り換えのためか、ラウンドアバウトを見に来ただけだ。
そのとき、昨年閉店した小田急百貨店の解体が進んでいるようだ…ということがわかったので、一度、どんな状況になっているか、見てみようと思っていて、今日ようやくその思いが果たせた。
新宿駅構内の自由通路は2020年に完成したとのことだが、コロナ禍のせいか、あまり印象がない。
意識して利用したのは今日が初めてなんじゃないかと思いつつ、西口広場に出てみたら、もうこの段階で風景が変わっているようだった。
おなじみの《新宿の目》はそのまま残っているが、ビル自体解体されているようなので、いずれどちらかに移動させられることになるだろう。この先の超高層ビル群のあるあたりまでの通路沿いには、かつて、段ボールで作った”仮住まい”に多数のホームレスたちが多数”住んで”いたのを思い出す。
その手前に、この”目”だから、何とも怖かった思い出だ。
地上に上がって、さらにペデストリアンデッキから、小田急百貨店と新宿駅方面を見てみる。
小田急百貨店の海田は進んで、左半分がほぼなくなっていた。あまり意識していなかったが、もともと建物が2つに分かれていたのかもしれない。
駅正面の明治安田生命新宿ビルと新宿スバルビルはどちらも解体済みで、周囲はずいぶんとスッキリしている。解体されて少し時間が経っているようだが、いろいろ検索してみると、工事は進んでいるみたい。
どんどん変わっていく一方で、まったく変わってないのは、旧高速バスターミナルのあったビルと、その向かいンヨドバシカメラ。
びっくりするくらい変わってない。
ヨドバシカメラは、池袋西武の出店でもめているが、もしかすると、ここの再開発の期間中、池袋に拠点を移そうとして、強引とも言える出店計画を考えていたのかな…と思えてくる。
解体中の小田急百貨店の正面にやってきた。
こちらの仮囲いには、工事の概要の解説があって、激変を示唆することが書かれていた。
ただ工事はかなりの期間に及び、線路上空の東西デッキ完成に至っては、なんと2046年とあった。
完成を見に来られるだろうか…。
久しぶりに、バスタ新宿に行ってみよう。
8時前という時間のせいか、かなりの混雑。
これでは、ちょっと座るところを探すのもひと苦労だろう。
かつての高速バスターミナルと比べたら、ずいぶん立派だけど、この状況からすると、相当窮屈な感じは否めない。