2880 蒲田から多摩川付近を歩く
昨日に引き続き、今日も駅からハイキングに参加。蒲田へ。。
東急多摩川線・池上線の下をくぐり、京浜東北線の線路に沿って歩いていくと、ユザワヤが現れる。
ユザワヤでは、手芸だけにとどまらず、プラモデルや鉄道模型なども扱っていて、まさに“趣味の殿堂”という感じ。
見ているだけで楽しいが、今日はけっこう距離があるので、先を急ぐ。
指定されたルートではないが、ちょっと先に、小説「砂の器」の舞台にもなった蒲田電車区がある。
たまたま入庫する電車がやってきた。
先を急ぐ。
歩道を歩いてくる白い生き物…
猫だった。まったく物怖じしない猫で、目の前まで来ても全く逃げずに、何かに夢中になっていた。
煉瓦がタイル状に貼られた家。
デザインということで、意図的にまだらにしているようにも見えるし、必要枚数が足りずに中途半端に終わったようにも見える。
お店の庇に、ライフル銃、軽飛行機、新幹線、ホーバークラフトの絵が描かれてる。ここはトランクルーム。この絵は何を意味しているのか?まさかトランクルームに入れておくものじゃないだろうし。ちなみに、ホーバークラフトは、去年最初で最後の乗船した直後に、運行を取りやめたのは記憶に新しい。
無料空気入れの機械が置かれていたらしいが、現在故障中。
せっかくの取り組みだから、早く復旧して欲しい。
極めて単純明快な看板の、おでん屋さん。
この似顔絵は誰だろう? おそらくお店の関係者だろうが、万が一これが違ったらどうしよう…と思ったら、おかしくして仕方がなかった。
ここから、しばらくの間、多摩川沿いを歩く。最初に見えたのは、多摩川大橋。国道1号線が通っている。ちなみに、写真の多摩川橋は、手前のアーチ状のトラス橋ではなく、その奥。
あとは、ひたすら多摩川沿いを歩く。
なぜか鳩が集まっている場所がある。いったい鳩は何をしているのだろうか? まぁ餌を探しているのだと思うが、なぜ集団行動するのだろうか?
その名も“ガス橋”。
その名も“ガス橋”
遠くに見えるのは、“武蔵小杉摩天楼”。
丸子橋が見えてきた。
本当はもっと先まで行くのだけれど、昨日も歩いているので、少し“はしょる”ことにした。丸子橋まで言ったら、そこから折り返して、ふたたび蒲田駅方面に向かうことになる。
丸子橋のすぐ脇を、東急多摩川線が通り抜けていた。
さくら坂にやってきた。
「桜坂」といえば、福山雅治の大ヒット曲だが、2000年4月発売だというのだから、もう10年も前なのだ。
まだ、さくらの時期には早いらしく、花の色もかなり淡く、今日のような曇り空の天気と相まって、絶好のお花見日和…というわけにはいかなかった。
観光客はとにかく多い。写真の写るような場所に、駐車してしまう無粋な人がいるのは残念。
このあたりは、六郷用水と呼ばれる、用水路があったそうで、農業用水として付近に水を供給していたそうだ。
その後、下水道化されたり、埋め立てられるなどしたが、一部は、六郷用水の歴史を紹介する公園になっている。
あとは、蒲田駅まで東急多摩川線にほぼ沿うようにして歩く。
ようやく、ゴールの蒲田駅が近づいてきた。
すぐ手前、東急多摩川線、池上線の脇にあった商店街。その名も「バーボンロード」。
東急蒲田駅は、ヨーロッパの大規模な駅で見られるような行き止まりの頭端式ホームで、多摩川線と池上線合わせて4本の線路が並ぶ。
こうした頭端式ホーム上野駅や山手線沿線の私鉄でも見られるが、都内で4本の線路が並ぶのは意外と少なく、しかも見通しがいいのは、ここ東急蒲田駅くらいかもしれない。
編成は短いが、雰囲気はなかなかいい。
かつて百貨店(デパート)の屋上遊園地では、必須アイテムだった観覧車は、今ではほとんどないと言われている。
地元の川越に昔からあったので、珍しくもないと思っていたが、実はそうではないのだ。
その数少ないうちのひとつが、ここ、蒲田にあるのは知っていたので、軽く覗いてみた。
屋上遊園地は、とても賑わっていたのに、観覧車に乗る人は誰もいなかったのが気がかりだった。