7310 駅員の呼び出しもスマホで…
今日は振替乗車で池袋駅までやってきた。
振替乗車は、駅員に振替乗車票と切符を見せる必要があるため、自動改札機を通ることができない。
しかし、昨今の人員削減の影響もあって窓口に駅員がいない。
仕方なく呼び出すことになるが、そこにあったのはインターホン…ではなく、NFCのチップとQRコードだった。
これをスマホで読み取ると、インターホンとして使えるという。
駅員がいなければ、改札を通れないのだから、呼び出してみることにした。
タッチして…とあったので、スマホをタッチしたが、うんともすんとも言わない。
隣りにあったQRコードを読み取ると、画面が進んで、トランシーバーのようにボタンを押しながら話せばいいらしいことがわかった。
「振替乗車で乗りたいんですけどどうしたらいいですか」
と尋ねたら、画面に、
「振替乗車で乗りたいんですけど誰ですか」
と出てきた。すぐに反応してもらえるのか心配になったが、すぐに”係員が入力中です”と表示があって、すぐに来るというメッセージが返ってきた。
実際すぐに駅員がやってきて、あらためて事情を説明すると、自動改札機を開けて通してくれた。
多少おかしなところもあるが、話し言葉を文字に変換してやり取りをするということが、もうこうして普通に使われていることを初めて知った。
こういう機会がないと、なかなか使うことがないから知らなかった。
ただ、今回利用した振替乗車の制度については、あらためていろいろ考えさせられた。