7311 振替乗車を利用して…
都営三田線が信号トラブルかなにかで運転本数が極端に絞られるという事態となった。
昨日たまたま、その状況に出くわしたため、はて?どうしたものか…と思ったが、そうだ「振替乗車」をしてみようと思い立った。
鉄道路線が運休や今回のように大きくダイヤが乱れたときには「振替乗車」ができるようになるが、そういえばこれまで、この制度を活用したことがなかったことに、いまさらながら気がついた。
たとえば、今日の振替乗車の適用範囲を確認すると、都営三田線付近を走る東武東上線やJR埼京線などはもちろん、都営バスや国際興業バスなども、振替乗車ができる。
この振替乗車の権利を行使するためには、切符か定期券と振替乗車票を受け取る必要がある。
しかし、しばらく有人改札口を見ていたが、誰も振替乗車票を受け取る人はまったくいなかった。
おそらくほとんどの人は、IC乗車券で他のルートにそのまま乗車したのだろうし、おそらくいつもの運賃より余計に支払っているに違いない。
それなのに、誰も振替乗車票を受け取る人はまったくいなかったということは、それくらい知られていないということだろう。
もっと知られるべきだ…とは思うけど、手間を考えたら、きっと鉄道会社としては微妙かもしれない。
実際、昨日少し手間取ったように、係員が改札口にいない場合は、いちいち呼び出さないといけないわけで、振替乗車利用者が大挙して押し寄せたら、目でチェックなんてとてもできないだろう。
このあたりは、何か良い手立てがないものだろうか?