7214 NGリスト

10月2日に行われたジャニーズ事務所の記者会見で、指名しない記者をリストにした「NGリスト」の存在が明らかになって、マスコミは大騒ぎになっている。
マスコミの盛大な“手のひら返し”的な論調は置いておいて、この期に及んで、こうした“工作”をしてしまうのは、いったいどういうことなんだろう。
これは勝手な予想だけど、おそらくジャニーズ事務所としては「NGリスト」を作ってはいないのだろう。
でも、記者会見を仕切ったコンサルティング会社に作らせるように仕向け、そしてそれを黙認した…。
そして、バレたときは、自分たちは知らない…という流れを考えていたのだろう。
興味深いのは、こうした「NGリスト」の存在を、徹底的に“隠そう”というそぶりが見えないことだ。
実際記者会見の会場でも、チラチラ写っていたようだし、司会者も暗に仄めかすようなことを言っている。
ちっとも隠してないのだ。
バレることを想定してないのかな…と思ってしまうが、おそらく本当にそうなんじゃないかと思う。
これまで周囲が勝手に忖度してくれるから、それに慣れすぎているのだろう。
追求されることなんてなかったから、自分たちで考えて対応することができないのだ。
こういうときこそ、プロのアドバイスでも受け入れたらいのだろうが、そういうこともやったことがないから、自分たちの望むことを優先してして、本当にやるべきことがわからない。
そう考えると、周りの忖度が、手のつけられない事務所を作り上げてしまったのだとも言える。
ジャニーズ事務所の前途は厳しくなる一方だ。