1983 Ns'あおい
昨日会社から帰ってからちょっとだけ、ドラマ Ns'あおい(ナースあおい)を見た。
石原さとみ演じる、看護師あおいは、とにかく自分のことより、すべて患者優先。当然周囲との対立も少なくない。いろいろ悩み苦しむが、それでも前向きに、ひたむきに活躍するその姿は、清々しいものがある。
ま、ドラマなので、どういったシーンも作り出せるのだけれど、ちょっと気になるのは、どうしてここまで、自分自身のモチベーション(動機付け)を維持できるのか?という点だ。
ドラマの中で、母親の女手ひとつで育てられたことが、かなり影響しているようではあったが、ドラマを見たのは今日が初めてだし、原作自体も見たことがないので、最初から通して見れば、もしかすると何か手がかりがつかめるのかもしれない。
とかく、ドラマや小説の中において、あまりに希薄な動機で行動を起こすことが少なくない。
「なぜ、そこまで無理するんだよ?」
「え、そんな理由で、人を殺すか?」
「脚本ありきじゃないか?」と思ってしまうことすらあるので。
あと気になってしまったのは、杉田かおるがずいぶんいい役に収まっていたこと。ワイドショーやトーク番組等で登場する本人のキャラクターとのギャップを感じてしまう。女優以外のプライベートの部分で騒がせすぎ。いい役者だと思うのだけど。