7207 名前は大事
何気なくニュースを見ていたら、”名前”を意識する話題が続いた。
J.フロントリテイリングは「プラザ(PLAZA)」を運営するスタイリングライフ・ホールディングスの保有株を売却したと発表したという。
大丸松坂屋百貨店を傘下に持っている同社が、百貨店との相乗効果を狙ったものの、想定したほどではなかったために売却に至ったようだ。
気になったのは、この記事のタイトルで、現在の「プラザ」ではなく、“旧「ソニープラザ」”と書かれていたということだ。
ソニーグループから離脱して「ソニープラザ」から「プラザ(PLAZA)」に変更したのは、2007年3月だから、16年も前なのに、いまだに旧名称がタイトルに使われるのだ。
いかに現在の名称が浸透できてないかを端的に示している気がする。
Xというわけがわからない名前に変更した、ツイッターも同じ道をたどることになるだろう。
2 JALの空港店舗「BLUE SKY」を「JAL PLAZA」に改称へ
JAL系の空港売店である「BLUE SKY」の名称が「JAL PLAZA」に変わるという。
これも以前から気になっていたが、日本の空港では、赤はJALで青はANAというふうに、はっきりと色分けされているのに、空港売店だけは、なぜか“色違い”という違和感があった。
もともとあまり色を意識して命名したわけではなかったのだろうが、ライバル会社の青のイメージがあまりに付きすぎていることを考えたら、どこかのタイミングで変更は必要だった。