7201 鶴ヶ城と大内宿を見学
前回、大熊町に来たとき、ちょうど始業式をやっていたが、そのときには、校舎は未完成で2学期から、新しい校舎になると聞いていた。新校舎「学び舎 夢の森」を外観から見学。
できれば、中も見てみたかったなぁ。
会津若松駅からは定期観光バスを利用して、効率的に見学しようということにした。
今日は「会津まつり」が行われていて、大変な賑わいになっていた。バスガイドさんの話によれば、綾瀬はるかがやってくることが大きいと言っていた。
まず訪れたのは、鶴ヶ城だ。
復元された鉄筋コンクリート造の城ではあるが、内部はエレベータやエスカレータなどはなく、階段を上り下りする必要がある。
天守上部の階段は、渋滞するような感じではなかった、かなり狭くて急だった。
これは、足腰の弱いお年寄りは厳しいかもしれない。
バスの中から、ちらっとだけ見えたのは、会津若松市役所だ。改修工事中のようだ。
こうした歴史的な建物はしっかりと残していってもらいたいと思う。
バスは割烹 田季野へ。ここで元祖輪箱飯を美味しくいただく。
有名店らしく、かなり混雑していたが、こうした定期観光バスだったら待ち時間なしでいただけて効率がとてもいい。
そしてトンネルに入るとかなり寒くなってしまった。
鉄橋の上で一時停止すると、絶景を眺めることができる。
おととい北千住からここを通って喜多方まで行ったが、やはり停車しないとなかなかここまでの風景をじっくり見ることはできない。
湯野上温泉駅で下車。駅舎は、これから向かう大内宿を思わせる茅葺屋根になっている。
茅葺屋根の駅舎は全国的にも珍しいはずだ。
ここからも定期観光バスがちゃんと待機してくれていて、効率よく大内宿まで連れて行ってくれた。
さっき乗ってきた「お座トロ展望列車」でかなり冷えてしまったために、温かいコーヒーを売ってるお店を探してしまい、少し身体を温める。そのあと、お煎餅とお茶を飲んでる様子を見かけてしまい、すぐにそこにも寄ってしまう。
どこのお店の人たちは、とても親切なのが印象的だった。
こうした観光地なら、黙ってたってお客さんがくるだろうけど、そういった対応はまったくなくて、おもてなしされている感じがあって、心地よかった。
大内宿を展望できる場所まで、もともとなだらかな坂で行けたようだが工事のために、急な階段しかなく…頑張って上った。
あとからもうちょっと緩やかなルートがあることが分かった。
大内宿には、また是非来てみたいと思った。
その後はバスは、”芦ノ牧温泉”に寄って会津若松駅に向かうというから、さきほどの”芦ノ牧温泉駅”で降りて…と考えていた。
しかし、バスが立ち寄るのは、”芦ノ牧温泉”であって、”芦ノ牧温泉駅”ではなかったことが発覚。
会津若松に向かうと計画からかなり変更せざるを得なくなってしまうが、バス会社のほうで特別に計らってくれて、ありがたいことに、芦ノ牧温泉駅で降ろしてもらうことができた。
芦ノ牧温泉駅では、会津鉄道で走っていた、”トロッコ列車”が静態保存されている。
この車両は会津鉄道に来る前は、川越線や八高線で使われていたこともあるというから、もしかすると以前利用したことがあるかもしれない。
外装などはかなり老朽化が進んでいるようだが、内部は鉄道模型、会津鉄道や只見線で使われていた機器などが展示されていた。
やってきた列車は、意外と混雑していて、座ることができなかった。
会津田島で特急リバティに乗り換え北千住まで…。
いろいろあったが、なんとか無事に見聞を広めることができた。